フェイスシールド暑いです…(時々付けたり外したりでした)

久々のご対面、今回は「構図について」のレッスンのリクエストがあったため、名画などの実例を示しながら、講義中心で解説しました。

構図の話は、視線誘導の話から始めます。と聞いて「ああ、だいたいあんな話をしたのね」とピンとくる方にはその通りの内容です。それなり以上に描ける方は知っていることでしょう。

「???なんのこと?」な方であれば、絵の見方がガラリと変わる内容だったと思います。

是非新しく手に入れた武器を今後生かしていただければと思います。


個展まであと1ヶ月を切り、もう1,2枚描きたいな…と思っていたのですが、ここのところ全く描けてません。専業画家ではないのでもともと時間が無いということもありますが、個展準備が案外手間で、そちらに時間を取られてます。

案内状の作成、手配、発送、作品へサイン記入、額装、ギャラリーと打ち合わせ、素材提供、サイトやSNSで展開、そしてタイトル決めとネームプレート作成。皆さんに見ていただく上で、タイトルは実はなかなか重要なのです。

絵の下に貼るタイトルプレート

コツコツ準備を進めています。あとは、再度緊急事態宣言、なんてことにならないことを祈るばかりです…

次女から借りたコピック

リモート子ども絵画教室では相手の個性、環境に合わせて進めます。道具はこちら側で用意できないので、お家にあるものを使います。今回の生徒さんは、絵具は学校で、家ではコピックで描くことが多いというので自分もコピックを用意しました。

コピックというのはイラストレーターにも人気のあるデザインマーカーです。発色がよく乾燥も早いのが特徴です。次女が持っていたので借りてきました。試し描きしてみると数本、すっかりインクがなくなってしまっているものが混じってます。コピックはインクがなくなっても補充インクを注入し使うことができるのも良いところ。でも取り扱い店舗は少なく、近くの文房具店に置いているようなものでもないので、中学生の行動範囲では買えなかったのかもしれません。借りたのだから返すときは、インクを補充して返してあげないといけませんね。

ところがコピックの補充インク、ネットでも非常に品薄なようです。去年大幅にモデルチェンジが行われたため、手に入れにくい色が多くなっています。銀座伊東屋でも同様で、手に入る色が限られていました。こんなときに頼りになるのがユザワヤ。かなり在庫豊富な状態でした。

ユザワヤさん、ほかにも水性塗料のネオカラーなどを扱っていて、こちらも取り扱い店舗が意外と少ない商品。たまにセールで安く出ることがあってとても助かってます。

コピックは次女から借りました…

ご縁があり良いお話をいただいたことがきっかけで、リモート子ども絵画教室がスタートすることになりました。アトリエあさま台はとても小さな絵画教室ですから、皆さんのご要望に沿っていろんなことが出来る強みがあります。

子ども絵画教室は、土曜日の午前中にzoomで行います。詳細につきましては絵画教室ページでご案内しております。ご希望の方は読まなくても構いません、柔軟に対応できますのでどうぞお気軽にご連絡ください。

アトリエあさま台としても、子ども教室もそうですが、特にリモート教室は今後必要だと思っていました。とはいえ初回から非接触リモート、こちらとしてもハードルが高く緊張します。

しばらくは教えることより学ぶことが多くなりそうな予感がします。

絵画教室を再開します。といっても、絵画教室オープン直後にコロナ休業となったので再開と言えるのかどうか…

状況を見ながら無理なくお越しください。

新しい生活様式に向けて

波間
波間

久しぶりの教室、しかも見られながらのデモに緊張しつつなんとか仕上げまで持っていきました。今回ひとつやってみたかったことを試してみました。それは「絵の具を3色しか使わない」というものです。

基本の3原色(赤、青、黃)だけで十二分に色彩感のある絵が描ける、というのは知っていましたが実際にやってみるのは初めて。なるほど、思うより気持ちよく描けました。彩度低めですが、いつもどおり描ける感触です。

「三色で描く」というのは人をびっくりさせるための芸でも無駄な苦行でもなく、とても多くのメリットがあります。ざっと思いつくだけでも↓

  1. 色と色との関係を理解できる
  2. 混色する習慣が身につく
  3. 絵の具に迷わない、道具がシンプルになる

というところでしょうか。 特に 1,2番はこれから始める方に有効です。緑の木の葉に緑の絵の具を塗り、肌の色に肌色絵の具を塗る、ということをやっているととても下手に見えます。混色して色を探す、というのは上達への近道です。

3番目にあげた「道具がシンプルになる」というのもこれから始める方には強い味方です。買う絵の具が3色で良いわけですから道具代がその分安くなります。使わないでそのまま放置される絵の具にもなりません。また、持ち運びも簡単で屋外で描くときも助かりそうです。絵の具箱の絵の具を漁って探す必要もなくなります。

メリットがある反面デメリットもあるのですが、ひとまず描くことに慣れてから考えても遅くないです。これはおすすめの手法です。