F120号

手で支えてるのがF130号、写真で見るとそんなに大きくないかな?って感じですが、自分にとっては大作です。高さ162センチ、横1.9m。なんといっても小さなアトリエでは2階に運べないサイズです。

置く場所が美術館を想定するためだったり、規定サイズに従った結果このサイズ。非具象絵画作品の場合、より一層大きさは大事な要素になりますので、小さくは出来ないところです。自分の場合、密度が高く手間のかかる手法を使った作風なのでとても大変です…

時間がないとなかなか着手できないのですが、コロナ禍で出来た時間を有効活用し仕上げていこうとおもっています。

ダルメシアン2

投げたボールを元気にキャッチするダルメシアンくん。お求めいただくことになり、大変感謝しています。時期も時期で個展も延期となった中で、非常に励みになります。

気になる作品がございましたら、ご連絡ください。お気に召しましたらお求め頂けます。現品ご確認後そのまま返品頂いても結構です。詳細につきましてはご連絡後ご案内致します。

またご希望に沿った作品の制作も承っております。よろしくおねがいします。

コミック「ブルーピリオド」7巻がでました。ブルーピリオド、この漫画おすすめです。

何をやってもそつなくこなす、勉強もできるチャラい高校生・八虎が美術に出会い、芸大を目指し苦闘しながら受験に向かうというストーリーで、今7巻では受験後になってます(ネタバレ避けた)

作者が芸大卒ということもあって、作中の絵の描き方や見かた、試験に向かっての流れも変な嘘がありません。細部に至るまでよく描かれています。だいたいそのとおりで感心します。ただ嘘がないというだけでなく、さすがプロの漫画家さんだけあって惹きつける物語構成で読ませます。2020年マンガ大賞をはじめ多くの賞を取っているのも納得です。

苦笑したのが、予備校の面談で先生が理路整然と突きつける指摘。確かにそれそのとおり、なんだけど、こんなに親切で理屈立てて正論言ってくれる先生なんていなかったなぁ(笑)結論はそこに至るんですけどね。自分の絵が駄目なときの講評は

「全然だめ」(それ以外の説明なし)

とか

「…特にいうことないわ、お前ら(周りの人)なんか言ってやれよ」(それ以上説明なし)

とか。それはそのとおりで、本当にだめな絵というのはどっちつかずで右に行けとも左に行けとも言えて、それは自分で考えて選ぶしかなくて。友人や先輩と直接話したり、ときには見様見真似で真似してみたり、先輩の残した参考作品から読み取ったり、技法書を読んでみたり。たどり着くまでえらくかかって、苦労したものです。だからこそ身についたことも多いのでしょう。

読んでいて懐かしさや思い出すことも多いです、また自分自身もフレッシュなモチベーションが湧き上がってきます。初心を振り返ったり。

これから描く人や、過去受験した人は一層楽しめる良作です。※もちろんどちらでもない人にとっても面白い作品です。

コロナウィルスの感染拡大によって危機感が高まっています。春から寒さも抜ける5月には落ち着くだろう…という甘い見込みは吹き飛びました。

5月に予定していた個展でしたが、皆さんに気持ちよく「来てください」とお声がけできる状況ではなく、延期としました。残念です。

とりあえず無駄になったのはご案内ハガキくらいで済んでよかったと思いたいです。

個展準備を静かに進めています。 準備を進めていたご案内はがきが 昨夜到着しました。会期は5月中旬になります。昨今のコロナの影響を考えると不安な気持ちになります。無事開催できますように…首都閉鎖中と重なりませんように…

ご案内の発送は4月中旬の予定です。

DM
到着したご案内のはがき

展示は水彩画と、コンテンポラリー作品となります。コンテンポラリーな作品のほうが手間のかかるやり方を選んでしまったのでとにかく日数がかかってしまいます。やっと本日完成。新規4点。だいたい20号前後、会場に合わせたサイズ設定です。

時間をかけて本日完成