風呂と誕生日
「父さんが何故走ったりトレーニングしたりするか、知ってる?」
お風呂で娘たちに聞いてみました。
長女「わかんない」
私「早いよ!」
次女「カッコよくなりたいから」
私「もうカッコイイだろ?」
長女「痩せたいから」
私「そうだね、それもあるね。じゃ、なんで痩せたいと?」
長女「わかった!ママとのカケに勝ちたいから!」
以前に体重がどれくらい減らせるか妻と賭けをしてたことがありました。
私「はははそれあったねー」
そんなツマラナイ会話は別のおふざけや水遊びやシャンプーに紛れて答えが出ないままシャボンの泡と一緒に流れて消えました。
そんな誕生日。春の晴れた日でした。
徳保さんのブログを拝読。誕生日の目標は「生きること」とのこと。両親が生きてる間は死ねない、と。若いのにシッカリしてる。
自分が彼と同じ年のころは別に死んでもいいやくらいの感じで過ごしてました。親に対してそんなに考えてなかったんじゃないか。結婚はしないつもり、一人でなんとかやってくよ。とかね。一年の決意なんて真面目に立てたことあったかな?
考えは変わって妻と娘と暮らすようになって40歳も越えて。
だらしなく生きているとそれは自分に返ってくるもので。
特に目に見えるだらしなさは目に見える形で返ってくる。フィジカルな部分であるとか。
だらしなくなくたって40を越えると生来の弱点というのが姿を現してくる。波に削られて顕になる岸壁の不純物のように。
ただゆっくりと訪れた危機は「ただちに健康に影響はない」そこからの対応でどうとでも変わる。
娘たちよ。
言わなかったけど、パパが走ったりトレーニングしたり体重を気にしたりするのはね。
君たちとちょっとでも長くいたいからなんだよ。
君たちの将来を案じてのことではないよ。二人ともしっかりしてるから大丈夫だろう。
ただ自分の楽しみのためだけなんだけどね。
そう思った誕生日。46歳。今年一年の目標「死なないこと」来年も死なないためにね。
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