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災害時の行動について思うところ

都内の災害で会社を上がって早く帰宅、翌日は出社出来ずという事態は、妄想程度に想像したことはあります。北朝鮮からミサイルが飛んでくるとか。馬鹿馬鹿しいと笑うなかれ、今回の震災とどっちがリアリティがあるかというのは、震災前の段階ではなんとも言えないでしょう。

しかし想像してたのとはぜんぜん違いました。妄想が負け。現実のほうがもっと急速で、過激でした。

災害直後に電車/地下鉄の完全停止、捕まらないタクシーと同時に道路の飽和。広範囲の渋滞。

「自転車でも買って帰るか」

と思った自分は随分と笑われたけど、後から考えるとそれが正解だったなと。集団では考えが甘く甘く流れるしね。火事でも何でも集団のほうが逃げ遅れやすいんだよね、周り見てなんとなく安心するから。

会社員としてはこういう場合も勝手に帰るわけには行かないのだけど、会社指示はだいたい後手後手で、正しい判断でも頼れる内容でもないということは肝に銘じておくべきだったなと反省。最低限無断脱出に見えないよう報告し了承を得、速やかに離脱し単独行動するのが正解。「同じ方向の人はまとめてなんとかする」というような話は信じない、頼らないことですね。

翌日には燃料が枯渇しガソリンスタンドに長蛇の列。どうしても必要ならそれでも並ばなければならなりません。

ガソリン無いと本当に身動き取れないです。北斗の拳みたいなバイクの暴徒の世紀末状況って実はリアルではないなと。まず最初にガソリンが枯れるんだなと。

自分のバイクはたまたま給油直後だったのだけども、直接勤務地(東京:45kmくらい?)通勤できるほどは持たない。ギリギリ1往復とかそんなレベルじゃないかと。捨て身で使い潰すのでなければ遠出はできないですね。

車はロードスターとヴィッツ、バイクはベスパとヴォーグとあるわけですが、半分実用半分道楽とは言え複数あると何かと融通が効きます。これで結構助かりました。どっちかでなんとかする、という動きができますから。

買い物とか動かないといけない時はバイクで動いたほうが良いね。ガソリンも食わないし渋滞でも動けるし。

停電には運良く見舞われなかったけど覚悟はしておくべき。ノートPCは使えるし…とか思ってたけどLANが使えなくなります。

携帯も回線が集中してほぼ使えない状況の中で、携帯のネットのほうは使える感じでした。スマホならネット回線で電話できるもの…たとえばSkypeとか使えばよかったなと。今にして思えばそう思います。

Skype - Skype Software S.a.r.l

非常時に必要な懐中電灯、それに合う予備の電池というのがギリギリうちにはあって、なんとか大丈夫だったのですがここで心強かったのがIKEAの太陽電池式テーブルランプ。これね。

テーブルランプ
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ネットでは白黒のみだけど店舗ではかなりカラフルな取り揃えだったと思います。確か、コレを一つ買うと同じもの一つが第三国の児童に贈られることになっていたはず。つまりお値段は2個分?なんですがそれほど高くもなくランプもなかなか明るいのです。持続時間は3時間となってますがそれでも心強いものです。コードも無いですし非常時でなくとも便利ですからオススメですよ。

電気の通らない国に明かりを灯すつもりが電気に不自由する自分を助けることになるとは…まさに情けは人の為ならずというところでしょうか。

・手に入りにくくなるものについて

懐中電灯、電池、ガソリン。保存食、インスタント麺、牛乳、食品全般。次いで米とか。保存の効かないものもありますが非常時に必要なものというのは自明にして事前に分かり用意できるものも多いです。そしてそれらは非常時には手に入らない。ウチも非常時の備えは充分だとは思いませんがそれでもまだマトモなほう。充分な備えをしていない人も多く、殺到してしまいます。

電池は単一がまず品切れで、震災後20日が経過しさまざまなものが入手できるようになってきた今も単一は入手困難です。

いかついマグライトは頼もしい限りだけども、単一使用というのはネックになります。単三や単四ほど使うものでもないから回転が悪くキチンと予備を常備しにくい。その上場所も取るから平時に持て余してしまいます。そろそろ見直しが必要なことかもしれません。