MetLog

永遠よりも目立ちたい

ネットで自分のサイトをつくって。一国一城の主のような気もしてたけど、でも結局は間借り人。母体のサーバが消えれば放浪するしかない。安定的に見えたgeocitiesも安定的ではなく、大手であったり大企業が母体であったりしても長続きするとは限らない。誠実な雰囲気の中規模、小規模、個人運営であっても同じ。長続きするかどうかはなんとも分からない。全く読めない。

振り返って、逆によく続いてるなと思うのが企業でははてなで個人ではネットワーク利用技術研究会。誰がDoblogやinfoseekより長く続くなんて思ったろう?そういえばVOXも終わったなぁ…

自分が飽きて止めるか死ぬかするなら致し方ないにしても、それ以外の要因で頓挫することが圧倒的に多い。

サーバを引っ越すとなると処理が面倒なのはもちろん抜け落ちる情報も多くなったり。自分だけではない。他の人にも迷惑だろう。

サーバを変えればurlアドレスが変わる。urlが変わればリンクも変わる。見知らぬどこかでリンクの切れた文書が音もなく発生するのだ。自分の被リンクを全て把握するのは困難で、それを書きなおして貰うことは事実上不可能。アドレスは変えないほうがいいのだ。ブログにはパーマリンクがあるけど、それは恒久的なリンク、という意味。管理者は可能であればそう目指すべきであろう。

クールなURIは変わらない -- Style Guide for Online Hypertext

となると、答は一つしか無い。特定のサーバサービスに依存しないで、独自にドメインを取って運営する。レンタルサーバのサービスより若干手間はかかるけども、同じアドレスは維持し続けることができる。

独自にドメインを取ると、安定した運営が出来るだけではない。短い、好みのURLを取得でき、デザインや容量その他の自由度は増し、Googleなどの検索順位でも有利に働く(はず)。僅かなドメイン維持費はかかるけどそれ以上の価値があるのだ。


ある日友人と、ブログは何がいいか、って話になって。

自分は「独自ドメイン取得して運営、たとえばMTとか」だろうねやっぱり。と言って利点を説いても反応は今ひとつ。

「だってそれはつまり、例えば普通にプロバイダの無料サーバと一緒でしょ?アクセス的には」

まぁそうだね。

「はてなダイアリーならもっとアクセスが集まるじゃん!反応も返って来やすいし」

そこかい!

そこからは別の友人も交えてドリコムが集まるいやどこがアクセスが集まりやすいなんて会話を醒めた目で見てました。


思えば、昔からいましたよそういう人。あまり面白くもない侍魂の劣化コピーのようなサイトをつくって全力で宣伝しまくってる人とかさ。サイト紹介掲示板、ランキングサイト、そういうところで主張しまくって。「こんな面白いオレのサイトは人に知られてないから人気がないんだ、もっと広く知ってもらえればみんな殺到!」とでもおもってたんでしょうね。

それってどうなの?少しインターネット舐めすぎ。特に宣伝に力を入れなくても面白ければわりと簡単に発見され注目されるものだし。それに、冷静に逆を考えてみて欲しい、目立つほど需要のないもの面白くないものを無理矢理見せられる側のことを。ここは一つ、ネットを信頼して需要と供給のバランスに任せてみてはどうだい?見たい人があれば届くさ。みたい人が多ければアクセスが増えるさ。そうでなければ、そうでなかったということを理解すればいい。

そして姿を変えてやっぱりブログサービス選びにもそういう「目立ちたい魂」にも現れたし、サービス提供者側も心得たもので目立ちたい魂に答えるべくより「目立ちやすいですよ」という仕掛けを仕込んであったりはする。

でもね、それも目糞鼻糞ですよ。数字の上で若干多くみえたところで、それなりの内容が無ければさしてアクセス増えないことには変りないし、ちゃんと見てくれてる人の数なんて、サービスの種類が違ったくらいで変わったりしませんって。自分が見る側に立って考えてみてくださいよ。はてなだったら見るけど同じサイトがFC2なら見なかった?そんな訳ないよね。

で、結局そういう人の姿は今に至るまで居て。

twitterなんかにわざわざ長文分割して書いていったり。挙句にそれを自分で集めてTogetter でまとめたり。長文書きたいなら初めからブログに書けよと。そのリンク貼ればいいでしょ。

ネットの話題からはちょっと離れるけど自費出版トラブルなんかも同根の病理かなとも思うんですよね。読みたくもない本を売れって言われてもね。

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