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ドヤ顔ラーメン

どや顔 【どや-がお】 * 新語辞典 俗に,したり顔(うまくやったといわんばかりの得意そうな顔つき)のこと。どうだ顔とも。 * 提供元:「大辞林 第二版」

引用元:どや顔【どやがお】の意味 - 国語辞典 - goo辞書


昔あるラーメン屋に入ったところ、激辛ラーメンが看板メニューで、当時辛いものが好きなせいもあって注文しました。

店主はウチのは本当に辛いけど大丈夫?と念を押しましたが大丈夫ですからと注文。やはり辛く旨かった。汗を流しながら完食。

お勘定を済ますと店主は

「どうだったウチの激辛ラーメン?」

と満面笑顔のドヤ顔で聞いてきて本当にウザかった。

東京にはこの手のラーメン屋が多いんだよね気風というか風土というか。必然性もあるけど長くなるからここでは言わない。


渋谷にすずらんというラーメン屋があって、通には評判らしくメディアに取り上げられることも多いようで、実際ラーメンはなかなか面白く旨いのだけどもここでは味については置いておくとして、腹の出た店主は仏頂面で一見の客に対しては睨め回すように上から下をガン見するので非常に気分が悪い。

美人の常連客がのれんをくぐると2秒でデレッとした笑顔を見せるあたりさらに気持ち悪い。

こういう店もなんというか、店主が、というより店がドヤ顔なんだよな。旨いだろうという態度丸見えのドヤ顔ラーメン。接客はどうでもいい。


渋谷になかじまというラーメン屋があって、味については特に言わない。客が少ないのが取り柄で、今はすっかり料理人も入れ替わってしまったけども先代の頃は良く通ってました。通勤経路上にあったので。麺は柔らかめで歯にやさしく、一本一本が短く子どもでも食べやすい。味は好みとはいえ食通ウケは悪そうです。ただ塩分がきつくそこは健康上にも少しどうか。

自分以外に客もいないある日。季節限定メニュー(といっても普通のラーメン)を注文して食べ終わる私に料理人が言いました。

「どうですか限定ラーメンのお味は?」

「…(うーん、どうしようかな、正直にはイロイロ言えないなぁ、でも嘘もつけないし)…」

という微妙な感情も踏まえつつ言いました。

「そうですね、ちょっとね、…スープが、スープの塩加減が、

料理人かぶせ気味に「でしょ!塩加減はね。なかなか苦労したんですよ。塩っぱくならないギリギリのところで抑えてね…

とかなんとか。

一般向けの料理をギリギリの味付けで攻めていいの?ギリギリって。それにギリギリじゃない。辛いよ。思いっきり塩辛い。

ていうかウンザリですよ。しばらくはその店から足が遠のきました。

そんなドヤ顔ラーメン。あなたにも経験あるでしょう?(笑

なのに検索ではまだヒットしないんですよね。「ドヤ顔ラーメン」って。これほどハマる表現もないと思うけど。