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レジは素人に限る

なんていうか、いろいろ示唆に富むエントリに感心しました。

才能あるレジのおばさんにはそれ相応の給料を払ったほうが良い - コトリコ

そんなもん出来るか!!!

ざっくり言うと、すごいレジ打ちのおばさんに官僚並の給料と評価を、みたいな話なんですがこれって考えてみるとかなりおかしな話です。

そもそも、そんなに客が多くてそれを捌くことが重要なら、もっと簡単で確実な方法があります。単純です。レジを増やしておばさんも増やす。それなら達人おばさんが病気になっても辞めても安定して問題なく捌けるわけです。

だけども企業はそれをやらない。何故か。って、そりゃ人件費が上がるからです。何を作るにしても売るにしても一番かかるのはたいてい人件費。それをケチるために人を削って客を並ばせる。で、なんとかさせる。

人件費をケチってなんとかさせてるのに、倍する給与を出しては全く意味がないので、そんな給料を払えるわけがないんですよね。話が転倒している。

reg26.JPG

最寄のとある大型スーパーでは、どのレジにも行列が出来てるということは珍しくも無い風景です。が、26列のレジが設置されていても、まず全部が埋まってることはありません。

職人気質の尊重

(今は知りませんが)日本のとある大きな空港では、乗客や荷物を輸送する運転手は、高度なスキルが要求されて、ちょっとやそっとでは真似のできない難しい運転をやってるものでした。

そうして乗った飛行機でアメリカに行くと事情は全く異なっていたりします。運転手にそこまで高度なスキルはない。けれど車両の両側に運転席が付いてるバスが動いてる、みたいな。

どっちがいいかという話ではないんでしょうが、前者のようなエキスパートを持ち上げて礼賛する気質は日本には色濃く、それが日本を支えてきた一つの力になったともいえる一方、そういう価値観が、優れた個人を安易に求めたり残業当然な作業体質だとか、なにかというとデスマーチで解決、というプロジェクトX的な風土も作ってきているんですよね。

そういう個人技に頼らざるを得ない分野もあるのだけども、継続的組織としては、それってどうよ?とも思うんですよね。

レジは素人の時代

それにしても今更レジ打ち礼賛というのもそうとうに古い。新しいものが良いと言うつもりはないけれど生活実感からいっても時代錯誤な印象はぬぐえません。


ラーメンを食べるのに一人でも「待ち」があればその店には入らない、という、できることなら並びたくない、並ぶのが嫌いな私ですが、いつもの最寄のスーパーでは、より優秀なレジを探してそこを目指すかというとそんなことは全く無く、逆に最もレジのスキルレベルの低いところを目指すわけですよ。

そこでは、何の研修も受けず、愛想もよくなく、接客レベルもなにも無い人がレジを打ってるという。

regself.JPG

セルフレジ。

分からないことがあれば担当者が丁寧に教えてくれるし、担当者は複数のレジをまとめて見ているし、スペースも省けるし、人件費も抑えつつ、レジ待ちストレスも無い。上手いこと考えたものです。

自分でやったほうが気楽でいいってこともあるしね。

最近は増えてきてるんじゃないですかね。みなさんはどうですか?

コメント (2)

私だったらセルフレジがあっても、普通のレジに並んじゃうかな~。
1つくらいしか商品買わないんだったら、セルフレジも有りですね。

metro:

>1つくらいしか商品買わないんだったら、セルフレジも有り

そうそう、それは思います。買う量によっても違ってくるでしょうね。

で、また、ああいうところってさ、レジ間際で早く並ぶ競争みたいな感じになることがあって、こっちは電池1個なのに大量に買ってる人がムキになって前に入ってくると、なんかねー、ちょっとイラっとしますね。

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