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当たり前の優しさの柿

夕飯の食卓に並んだ柿は溶けてどろどろ。

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これは一体ナニ?どうせ買ったの忘れて冷蔵庫に放置してたんじゃないかとからかうと、妻は事情を説明し始めました。


我が家では米を買ったことはほとんどありません。いつも妻の実家で作った米が、精米済みで袋詰めされ送られてくるのです。

米が切れそうになると妻から電話で催促することもあり、残ってるうちに送られてくることもあり。今回はまだ余りがあるうちに、米袋が送られてきました。

米袋はダンボールで梱包され送られてきます。重く動かすのも億劫になるようなサイズなので、米が切れるまで放っておいたそうです。で、使用中の米が終わり箱を開けると一緒に実家で取れた柿が入っており、すでに熟しきった状態になってしまっていた、と。

「何も言わないで入れるんだもん分かるわけないわよ」

という妻の言い訳。しかし溶けた柿を黙って平然と食卓に乗せる妻も同じようなものです。あまりに当たり前のこととして詰めた柿の優しさと、何事もなく受け止めて当たり前に食べる妻の優しさ。

溶けるほど甘い柿からでかい種を出しながら聞いていましたが、そういうことなら残すわけにもいくまい、と食べる言い訳にさせてもらいました。