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入るより辞めるほうが難しい。だいたいは何でも

ドリコム退職にあたり-宮崎謙介⇒加藤謙介(@ドリコム)の誰にも見せないつもりの日記
というエントリが注目を集めているようです。
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「この会社のここが悪いんだ、ここをどうにかしないとダメになるよ!」

と捨て台詞を残して辞めていく人というのは非常に多く、特に若い人に多いです。

愛社精神をみせてるようでいて正しいことを行ってる気持ちにはなれるかもしれません。「会社を辞めるのは自分が悪いんじゃない、会社が悪いから」だと思いたいだろうし。誰だってそう思いたいでしょう。たぶん本気でそう思ってる。思おうとしているかどうかの区別は本人でもつかないでしょう。

「その時本気で自分がそう思っていること」が本当に自分の本心であるとも限らないということを知るにはまだ若いのかな。いやもっと若くても分かってる人は分かってるし、そこはなんともなぁ。

若い人たちに、いろんなことを伝えていこう、誤解を解こう、多くの人はこういう場合にどう行動すればどう見られるかを伝えよう、そういうことは思ってはいるんだけども、辞めるときの振る舞いを伝えるのは難しいね。半ば無理なのかなとも思います。辞める気もないひとにそれを言うのもどうかと思うし辞める前提で話をするのもおかしいし。そんな話は他人事だし耳に入っていきにくいだろうし。かといって辞めると決めた人には(多くは)聞く耳を持たないしすでに頑なに「会社の悪いところ」を凝視する体勢になってるし。逆に、やめる際にそういうことは誰でも言うことなので、言ってみたところで聞いてもらえるかというのも難しいというのも分からないものでしょうね。

残って働く人がいるということ、そしてその場を大切にしてあげれるということ、辞めていく人間はもう変えていく力も無くし放棄した側になってしまうということ、そういう時に取る行動はどうあればいいのか。そんなことを伝えるのは、本当に難しいものです。

しかし人事の人間がそのようではね。人事の人もわが身になれば誰とも変わらないということか。