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インターネットはいつから狭くなった?

いつからインターネットはこんなに狭くなったんだろう?

深く考えないで捨てるように書く - 中くらいの声でしゃべる

そこで思ったのだが、中くらいの声でしゃべりたい、というニーズに対して、ネットは何を提供できるだろう。

中くらいの声で喋りたいというニーズがあるんだそうだ。声?

深く考えないで捨てるように書く - ネガティブコメントってこんな感じ?

街を歩いていて、別に普通に友達となんか話しながら歩いていたら、突然遠くから知らない人がつかつかと近づいてきて「お前、ひどい奴だな。人格を疑うね」とか一言浴びせられて、またその人はさっさと去ってしまった。

ああなるほど、インターネットを路上だと喩えているのか。カナかな団首領さんの説明が分かりやすい。端的。

カナかな団首領の自転車置き場 - パブリック空間とプライベート空間

レストランや居酒屋のテーブル席。個室ではないので、壁や扉はありませんが、各テーブル毎にプライベートな空間を形成しています。そこに、断りもなしに「まあ、一杯飲めや」と参加されては、いい迷惑です。そのように WWW を認識しているのではないかと思うわけです。

そういえば「はてな村」なんていう言い草もある。村で路上で居酒屋で。狭いな。

深く考えないで捨てるように書く - 中くらいの声でしゃべる

だいたい、はてなには巨大拡声器がついているけど、他のブログサービスはそれほどでもないと思うし。

一体、大きいのか小さいのか。良く分からなくなってきます。

むかぁし昔、その昔。まだブログなんて無い頃。HTMLむき出しのホームページが闊歩していたころ。「これからはインターネット!情報革命!」なんて本がたくさん出だした頃。「ホームページを作ろう!」という本には「世界に発信!世界中どこからでも見れるページを無料で!」なんて煽り句がついていたものでした。そう、世界に向けて発信ですよ。TBSよりフジテレビよりも広域な「放送」を、手軽に無料で誰もが出来る時代に、だったんですよ。ウェブサイトを喩えるなら放送じゃぁなかったのか。そんなこと言う人は今はいないのか。今じゃ村の拡声器、あるいは居酒屋か街中でだべってる感じ。小さくなったな世界。グローブは手のひらサイズに。

あの頃ぼくらは「ホームページ」に下手糞な英語でJAPANESE ONLY なんて但し書きをしたものでした。もちろん英語としては正しくもない。そして「ホームページ」は家のことかな、と思ったし、そういうメタファーそのままにサイトを作る人も多かった。○○ちゃんの部屋、出口、入り口、趣味の部屋。しかし。

InternetExplorerにもホームページという用語はあるけど、あれはブラウザを開いた時に表示するページのことでhome=「家」のことではなくてキーボードのhomePosition=「初めに手を添える場所」と同じくスタート地点の意味なんじゃないか。

けれども英語圏のページでも...'s roomみたいなサイトは昔からあったし、本当のところはどうだったんだろうか。ブログでも「家」「部屋」説は、いまだにあります。

ブログのマナーって・・(ブログ荒し)① - 人妻の宝物 - Yahoo!ブログ

私・・ブログってその人の「お部屋」だと思っているんです。 それぞれが好きなように飾り、可愛くしたり、カッコよくしたり、逆にシンプルなまま の方・・毎日更新してちゃんとコメ返しもする方・・不定期に更新する方・・色々だけど 自分の世界だし他人がそれに対して、何か言うべきではないと思ってます。

いずれにしろ、あの頃たしかに「世界に発信」と「家」というアンビバレンツなイメージを持ったまま、なんとなく自分の感覚は「発信」側に落ち着くことになったけれども、「家」寄りの言説を目にすると、それもまた分からないでもないなと思ったり思わなかったり。

話は戻ってその中くらいの声で喋りたいというニーズについて。SNSだとかプライベートモードだとかそういう「密室」「小声」というのもイヤだという意思表示なんだろうなという話を友人としていました。検索避けすりゃだいぶ違うとかアクセス制限すりゃいいのにとか、でもサービスにまかせっきりで頼りたいんだろうなとか。私が

「それならVox使えばいいじゃん。あれならいいトコ取りでさ、記事を個別にパブリックとプライベートと、もっとプライベート(家族)という三段階で分けれていいじゃん?」

とも言いましたが、良く考えたら声が大きくなりすぎると文句を言う人は、声の大きさが問題なんじゃないということに思い至らないことと同様に、どのみち上手く使い分けなど出来ないタイプなんだろうなと思い、解決にはならなそうな気がしました。

そうして友人が言うには

「そうかもしれない。それに、Voxじゃ(はてなと違って)見てもらえないって思うんじゃない?」

なんじゃそりゃー!サーバ借りたりブログサービス利用しない人は範疇外?独自ドメインのほうが価値が低いってことかい?ていうか見てほしいのかほしくないのか。ええいじれったい。とか思ったけども読み返すと、確かにそうとも取れる。

だいたい、はてなには巨大拡声器がついているけど、他のブログサービスはそれほどでもないと思うし。

うーん。他のブログサービスって本当にそれほどでもないのかな。Yahoo!も(うろおぼえだけど)「おすすめブログ」とか表示してたはずだしほかのポータル系でも連携して紹介、ってあったよなぁ。それにはてなブックマークもはてなのサービスだけど、別にどこのサイトに対してもブックマークはできるし、はてなダイアリーを使ってなくても利用できる。現にウチも何度かブックマークされているし。余談だけども、レンタルサーバでMTを入れて使ってる私でもはてなスターだとかはてなブックマーク数の表示、とかは出来る(はず)。やりたいと思わないけど。

というわけでVoxとはてなのユーザー数について気になったので調べてみましたよ。このへんが信頼できそうかな。

ブログサービス比較 - ブログファン ブログ総合情報

リストに上がっているのは以下の21サービス。その中にVoxは、無いようですね。利用者数はかなり低いところに位置するんでしょう。

AOLダイアリー /AutoPage /CURURU /Doblog /FC2ブログ /goo ブログ /JUGEM /livedoor Blog /LOVELOG /Seesaaブログ /So-net blog /Yahoo!ブログ /アメーバブログ /ウェブリブログ /エキサイトブログ /ココログ /ドリコムブログ /はてなダイアリー /ブログ人 /ヤプログ! /楽天ブログ

お、このサイトではアクティブユーザー数を独自調査ながら公表してるようで。そこによると、21サービス中はてなは11位。一覧表にしてみた。

Google ドキュメント - Blogサービスアクティブユーザ数比較

順位は真ん中だけどもユーザー数ではどうなのか。21サービスを円グラフにしてみた。

blograph.jpg

うわー。アダルトコンテンツOKなところは強いなぁ。Voxなどのブログサービスを含めると、はてなの円弧は更に細いものになりそう。規模だけならはてなは村でいいや。にしても、他のブログサービスはそれほどでもないなんてことはないと思うぞ。

追記 071010:

ブックマークとSNSで貴重な情報を戴いたのでここに引用。各ブログサービスの違いについて。

はてなブックマーク - 深く考えないでブックマーク / 2007年10月10日

自分が他のブログサービス(ココログ、seesaa、MT)を使った感触では明らかにはてなと比べて他サービス利用など個人が努力しないと声が拡がらないと感じた。個人的印象だが。Yahoo!ははてな同様特殊ジャンルだと思う。

さまざまなブログサービスを試して渡り歩く、mixiの友人の日記より。

ひっそり書くならドリコムが最強。(笑)

(略)

いろいろなブログで最低でも1年間書き続けてみてどこがアクセスを極限まで下げられるかやってみたら、ドリコムが一番だったなあって。
二度ほど、他人のブログをリンクして、そこから向こうに飛んでみたことがあるんだけど、そこから流れてくることもなかったし。
ヤプログでも積極的に他ブログに干渉したことはなかったけれど、エゴサーチでかなり拾うことができたから、時々グーーーンとアクセスがあがることがある。でもドリコムはエゴサーチしてみてもまったくひっかからないんだよね。
FC2やはてなやgooやジュゲムは特に検索とかリンクとかで拾われる傾向があって、ひっそり書く場所じゃないという感じ。