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相互リンクの現在

無断リンク禁止の話題は時折再燃しますが、それと対になる「相互リンク」の話題はあまり聞きません。が。最近聞く機会ががありました。

友人であり尊敬するとくがわさんの運営するサイト、偽装科学総合研究所が相互リンクを停止するそうです。どうもリンクしすぎによる疲弊感、というのが大きかったらしい。見てみたんですが、リンクページ1ページにその数234件。おそらく手入力による追加。どれだけいい人なのか。

もともととくがわさん、同系統の大手サイトから相互リンクを受けつけて貰い、それによりアクセスアップの恩恵を受けたことがあるのだそうです。もちろんそれが理由ではありませんが、今やアクセスも十二分にあるという話でした。だけどもその恩を忘れず、なるべく相互リンクの申し出は受けて時間を見つけて追加していってるのだ、とか。つまり恩返し。男である。好漢である。

そもそもそういう話の経緯であれば、相互リンクを申し込んであるのはこのリンク集に載った相手がほとんどでしょう。相互リンクによるメリットの享受はとくがわさんではなく相手にあるところでしょうから。

しかしリンクしてあるサイトはペットにハーブに幸せライフ。仕事探しに癒しに占い。とくがわさんのサイトのカラーとは全然違います。なんのヒネリもない占いだとかヌルい迷信の類はとくがわさんの嫌うところではなかったのか。来るものは拒まず過ぎないか。

なんとも釈然としない。

そういう私も、ブログ以前のサイトMETROPOLISでも相互リンクという形にはなってますが、相互リンクを申し込んだわけではなくたまたま結果そうなってるだけで、私はリンクしてもらいたかったわけではないです。リンクしたかっただけ。偽装科学研究所に書いてあることを面白いと思ったりついには掲示板の常連客となったり。そしてそのサイトを人に薦めたいと思ったから。そんなわけだから「リンク」ページはオススメサイト一覧というだけでなくリスペクトするサイトの一覧でもありました。

元々サイトのリンクページ/相互リンクというのはそうしたものだった、と思います。

しかし現在のとくがわさんのリンクページ、どうなんでしょう。200を越えるサイトの管理人が、常連だったり交流があったりというのは考えにくいところ。特にサイトのテーマを見ると、全く関心無さそうな人がリンクを申し込んでるんじゃないかと思ってしまいます。

で、リンク先をいくつか開いてみました。相互リンクというからには、偽装科学研究所のリンクがあるはず。

リンクを探しに、まずトップページから「リンク集」をクリックすると、そこに該当サイトが無い、なんてことがほとんど。リンク集ページは、実は「リンク集ページ」集になっていて、さらに下の階層に行かないと探し出せなかったりします。しかも「お役立ちリンク集- 2」とか「その他- 4」とか、分類名からは素直に辿れません。これが最近のトレンド?もろに関心のなさ丸出しでない?

リンクはしませんがこんな感じ(画像)

linkpage-ex.jpg

しかも、サイトによっては「相互リンク募集中、相互リンクの方は、先にこちらをリンクして、それを確認したらこちらもリンクします」という注意書きがあったりして、まるで申し込みがあったリンク一覧であるかのように見えます。モテ演出?

ネストの深いところを彷徨いやっとの思いで探し出したら、よく見る偽装科学総合研究所の紹介文がコレ。コレですよ。(強調:metroによる)

このサイトはなんなのかといいますと、疑似科学サイトではありません。現代科学技術で何が出来るのか?何がわかってないのか?実はこんなことも出来るのかと、そういった科学関連の薀蓄垂れ流しサイトです。

失礼じゃない?

敬意も愛もリスペクトも何も無いんじゃない?リンク頼んだ上でする紹介が、コレ?

実はこれとくがわさんの自己紹介ページ(自己紹介)からのコピペ。ここは自虐で自嘲で謙遜ですよ馬鹿ですね。誰が始めたか、まるまるコピペ。そろいも揃って皆同じことをする。もしかすると、というかたぶん、自己紹介すら読まずに他の人の紹介文をコピペしたということでしょう。

この人たち内容を全く読んでないんでしょうね。だからコピペするしかない。相互リンクを頼むだけ頼んで、相手のページは何も見ず。恩を仇で返しているとまで言わないまでも、どうにもとくがわさんの恩返しは報われていないように感じてしまいます。


そういえば相互リンクというもの、今はどうなってるんだろう?「相互リンク」で検索してみました。

イマドキは「相互リンク」といえばSEO(検索エンジン最適化)がセットで出てきます。そうかそういう理由で相互リンク、なのか。堅気のサイトからリンクを張られる。そうすると検索順位が上がる。リンク一杯されてるサイトを検索エンジンが高く評価する、ということになっているらしい。自分もするから相手もしてねという実の無い交渉の残骸がリンク集というわけ。一枚カードを得るために一枚カードを捨てた、捨て札置き場ですね。

相互リンク。ブログでは相互リンクもない。トラックバックがあるし。そちらも最近は下火傾向ですが。相互リンクといえば「テキストサイト」をはじめとする、ブログ以前の従来型ページ。主な構成は、トップページから枝を辿るスタイルが主流で、主に「日記」「掲示板」「リンク集」「コンテンツ(何かの情報)」という構成。私が昔作っていたサイトMETROPOLISもそんな感じ。でも昔流行って今廃れてる、というわけでもありません。そういう文化は脈々と生き、今も生まれ育っているわけです。

CGI不可だったり、出来合いのブログサービスのようなものがイヤだったりで自分でサイトを作ろうとすると、そういう構造のシンプルなサイトになります。ブログサービスとかは商用不可というのも多いから、かもしれません。だから今もそういう「ホームページ」スタイルは生きています。そして作ったら見てもらいたくなり、見てもらう=アクセスアップ。で相互リンク。その流れは昔と変わってないような気もしますが、どうも大量リンク集を作るというのが最近の潮流なのかも。以前はそんな大量リンクサイトは商用サイトだけだったような(データを示せない上個人的記憶と見聞範囲なので、間違ってるかも。指摘していただけると嬉しい)

コメント (11)

とくがわ:

どうもです。
確かに相互リンク募集!をはじめた5年前くらいはこんなことなかったと
思うんですよね。
3年前くらいから徐々にそういうどこのリンク集だって量のリンクが
張られるサイトが多数出現したように思えます。

内容的な部分でもっと捻ってほしいなぁとは思いますが…実際
趣味のサイトに対しそこまで言うほどお前は偉いのかと思うと…

ただ、逆に私のサイトが大量相互リンクスパムとgoogleに判定されている
可能性も出てきました。
そんなつもりはなかったのにorz

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/07/06/1610

僕はこの手を汚すしかないのか?

metro:

3年前というと2004年、ですか。なるほど。

単純な、相互リンクであればスパムにはならないようです。

検索エンジンスパム - リンクスパムの境界線 :: SEM R
リンクファームってなーに? :: SEM R
リンクファームと相互リンクの違い :: SEO - FAQ

234件を丹念に手で追加していったのは大変な作業だとは思いますが、「大量」に該当する量だとはとても思えません。また、相互リンクの申し込みを受けることには問題ないようです。「相互リンクを指定する組織」で指示に従って貼るようなことでもなければ、Googleに判定されることは無いのでは?(もし心当たりがおありでしたら別ですが)

「あなたのサイトをリンクしました」だけだったらいいと思うんですが、「相互リンクお願いします」は面倒だという意見を聞いたことがあります。私も今相互リンクのお願いされてる最中でして・・・。

metro:

自分もリンク報告はしてましたが、ましてや知らない人に相互リンクってことは無かったなぁ。

その、お願いされてる相互リンクって、やっぱり無関係なサイトなんですか?

最近、2件相互リンクのお願いがあったんですが、一応音楽関係のサイトでしたよ。1件はビートルズのファンサイトで、1件は・・・まぁとにかく音楽関係です。

metro:

微妙っぽいね(笑

やっぱり「こちらはすでにリンクしましたから」という感じ?

「リンク張らせていただきました。よかったらあなたの方からもこちらに張ってください」って感じでした。なんかプレッシャーみたいなものを感じるんですよね・・・。早くこちらからも張らなきゃ・・・みたいな。

metro:

やっぱりね。そういうやり方マニュアルが流通してるんですかね。
ひとたび容れるときりが無くなるので、無視するか、気になるなら一言「こちらへのリンクは外して構いません」と返信すればいいんじゃない?
私としては無視推奨。あるいは「次回更新時に必ずリンクしますから!」と言いつつ永遠にリンクしないとか(w

いずれにしても加担しないほうがよさそうだよね。

とくがわ:

どうもです。

>ひとたび容れるときりが無くなるので
まさにその通りでしたorz
ネズミ講というと語弊がありますが、一人そういう人がリンクすると
何人もリンクを申し込んでくる、のかも。

ていうか毎日のようにってのはさすがに…orz

metro:

とくがわさん

偉そうに言ってますが、とくがわさんの状態を見て思ったことでして。毎日のようにってのはちょっと大変すぎですね。

それと、ひとたびOKにすると、同じ条件の申し込みは心理的に受けざるを得なくなりそうです。

metro:

>一人そういう人がリンクすると何人も申し込んでくる

そういう流れにはなりそうですね。

サイト作りは誰かの真似、やり方を参考に、というカタチが一番多いでしょうし、その中で例えばAさんの相互リンクページというものを見つけたとして、それは相互リンクしてくれそうな人リストでもあるわけで。

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