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渋谷の建築4:国連大学本部ビル

Photo by PDA

設計:丹下健三 / 竣工:1992年

正面のマークは昔のSGIのマークみたい。

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むき出しの材質感と、構造的な強さを感じさせる丹下健三らしいデザイン。青山学院の向かいに立ち、平日の昼間でもひっそりとした佇まいで、厳重な警備員が目立つばかりで人気(ひとけ)もそれほどありません。

中に入ると、二階がちょいと広いギャラリーで、無料開放されており、私が行った日は世界の不幸な地域;交戦状態にあったり混乱状態、病気に苦しむ子供ら、チェルノブイリの被災者たち;という写真展が無料で行われていました。観覧者は私だけ。

一階はロビーになっており、奥の部屋へと続く通路は一般人は入れません。入口付近にささやかな一般向けの案内があり、ここで国連の記念切手と記念葉書を買うことができます。そしてここで書いた手紙を出せば、ニューヨーク経由で航空便として送ることができるようです。

向かいの青山学院とは逆で、大学というにはまったく大学らしいところがありません。大学といいつつ大学生はおらず、もちろん入試もありません。

ここは、国連の機関で、本部というのは「日本本部」ではなく世界の「本部」であり、学生がいない代わりに研究者が集まり国連のシンクタンクとしてさまざまな研究を行っているんだそうです。

東京ではさまざまな異空間が用意されてますが、ここもまた不思議な異空間。建物の中は東京じゃない。

国連大学とは何?

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丹下健三オフィシャル:国連大学