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心の平衡を保つために

こんなエントリの流れを読みながら。

ITmedia Biz.ID:第20回 「うつ」にならない、繰り返さない
FPN-心理ハック 「うつ」を予防できるとしたら

鬱、あるいは別の精神的な病状によって通院に至った経験は今のところありません。が、精神的に参ることはしばしばありましたし、突如なんの前触れもなく黒い塊のような気分が頭をもたげてきたり、唐突に、叱られに職員室に向かう小学生のような感覚に脈絡なく襲われることもあります。気がつけば身の回りでも、そうですね、花粉症の知人の数と同じくらい、何らかの精神的治療や療養の必要な知人友人がいたりします。そしてまた花粉症と同じく、私も今年から仲間入り、ということにならないという保証は何処にもありません。

本当に「予防」になるのかどうかは別としても、私も似たような自己コントロールを行ってはいます。やらずにはいられない、精神の平衡を保つために必要な行動、といったほうが近いかもしれません。

もう一歩詳細な例を挙げてくださったfinalventさんのエントリ↓

finalventの日記 - うつ予防っていうか

読むと、ああ同じなんだな、と思うような項目もあれば全く私には当て嵌まらないな、というものも。飲んだり食ったりでバランスを、というのはちょっとできません。アタリハズレはそれぞれ半々くらいですかねぇ。こういう事は、人の体験というのは全く当てにならないものだなと思いました。自分に合った手段を見出していくしかないんですね。

かといって、彼のエントリは無駄だといいたいわけではなくむしろ逆で、大変面白く参考になるものでした。それは、彼のエントリをきっかけに自分はどうなんだろうと思ったり、当て嵌まらないなと思う反面、自分には別の方法が合うんだなと再確認したり、もちろん素直に自分も試してみたいなと思うものもありました。

というわけで、私も自分の「心の平衡を保つために」hacksを書いてみようと思います。私とは一致しないあなたの参考/刺激にでもなれば。


具体的な話に行く前に。

人は、多元的な社会(=世界)に属しています。たとえば学生なら( (クラス) 学校 )という社会、( ( (兄弟) 家族 ) 親族 ) という社会、あるいは( 部活 ) や ( 近所の友人 ) という社会。いまどきなら ( ネット ) という社会もあります。そして最小の社会は ( 自分ひとり ) という社会(世界)です。

精神的な疲れは社会の摩擦熱であり、圧力から生じるので、自分の属する「疲れる社会」から逃れ別の社会でバランスを取り直しチャージし、そして戻っていきます。私はわりと ( ひとり ) で回復しますが、逆に ( ひとり ) で疲弊する人には私のやり方というのは全く逆効果かもしれません。その辺はご注意を。

一人になる

  • 歩くこと。ウォーキング。音楽を聴きながら。あるいはポッドキャスティング。ポッドキャストは 朗読、ニュース、経済論評、社会評論、笑い、音楽紹介、業界エピソード、英会話など。書くとメチャクチャだな。あんまり内容は問わないのかも。そしてあれこれ考えを浮かべたりまとめたり。そんなこんなの結末がブログのエントリになっていったりします。
  • 買い物をする。買わないウィンドウショッピングでも良し。店員と接するときは必要以上に紳士的な良い客を演じる。ロールプレイ。無駄な買い物であってもいいしどの道必要な消耗品であってもいい。何でもいい。
  • ゲームやパズルを楽しむ。漫画を読む。その他書籍を読む。たまに泣けるような話に触れて実際、泣く。
  • 達成感を得る。といっても何も「ダイエットに成功する」なんてハードルの高いものでなくていい。それに、そんなのだと時間もかかるしね。たとえば今日どこで何を買う、どこに行く、って決めてその通りにする。/ 単行本の漫画を日に一冊づつ読んで、一巻から最新刊まで読む。 / いつもの店のポイントを溜める。カードにハンコを押すようなタイプはいいですね。満了を目指す、というよりコツコツ増えていく感じを楽しむ。 / 何かの練習をする。何か一曲弾けるようになるとか、スポーツで出来なかったテイクが出来るようになるとか。 など、とにかく予定を立ててその通りになるようにします。

家族

  • 家族と過ごす。場合によっては疲労が増すこともあるけども、自分を安定した状態に引き戻してくれることのほうが多いです。晴れた休日に妻と娘たちと散歩する、近所の公園に行く、というなんでもない日常の、記憶のシャッターを切る一秒にも満たない瞬間だけで「私の人生はいい人生だった」と過去形で結論付けてしまいたくなるような嬉しさで満たされます。

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    よく「子供ができるとよく働くようになる。子供のために頑張ろう!って思うから」「子供ができると逃げ道がなくなって頑張る」なんてことを言う人がいます。私より上の世代で、子持ちの人だったりするので、そう言う人はそう思ってたのかもしれません。自分はどうだろうか。そんなことないんじゃないかと思います。子供が出来ても子供のためだけに生きるわけでもなく、子供に縛られ逃げ道を失くし追い詰められているわけでもありません。でも、頑張れる、というのはその通りで当たっています。

    若い人で、仕事に全てを打ち込み、徹夜して泊り込んで仕事が趣味で自分の全てで、そんな自分が何より正義正論である、という態度の人もいます。もちろんそれはそれでいいことだし、そういう時期があってもいいとも思いますが、割とそういう若者は、どこかで躓いてしまうとアッサリと折れてしまう。つまり会社を辞めてしまったり、精神的に参ってしまうところまで行ってしまったり。ところが、家族という別の社会を持って精神的な逃げ道があれば、多少の苦痛や困難もなんとなくやり過ごせてしまう。それが良いことかどうかは置いても、精神的には何事につけ随分やわらげられます。川辺の貯水池のように増水して溢れそうな日は水を収容してくれ、旱魃のときにはそこから水を引き出してくれるような、そんな助けになっています。

ネット

  • ネット社会。これも難しい面もありますが、上手な付き合い方を見つければこの上ない良質な自分の社会になりえます。感情的な論争や罵倒、言われなき誤解にさらされたりすると逆に日常以上に疲弊してしまいますし、子供社会のように「メールはすぐに返すのが当然」みたいな文化に常駐すればこれも疲れる社会になってしまいます。そのへんはほどほどの距離感で、そしてそこに友人がいれば、非常に有効です。

    関連:MetLog:ぼくの大切なネットの友達


  • ブログや日記を書くことも、コミュニケーションとして、また「予定通り行動する達成感」という意味でも、あるいは自分で思考したり推敲したり一人の時間の充実という意味でも、良い習慣になっています。

新しい社会を広げる

  • 私は、地域の、同車種のオーナーズクラブに入るということで、実際の楽しみプラス精神的にもよいことになりました。他にもオフ会に出て面識の無い人と会う、ということも、社会を広げる良い契機になります。

コメント (2)

 オンラインでも、オフラインでも、「社会」を形成しているものは
難しいですよね。足を洗ったコミュニティもあります。

metro:

そうですね、時に離れることも大事ですよね。
あと、自分としては維持したいのに、崩れていったりすることもあって、難しいもんです。

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