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千葉神木伐採事件

以下のエントリを読んで。自宅から歩いていける距離のことですよ。

痛いニュース(ノ∀`):神社の樹齢300年の「ご神木」を、隣接地住宅を販売する業者が誤って伐採→トラブルに

長いけど引用。新聞社はすぐにリンク先の内容を変えるので、引用するしかありませんね。

千葉市稲毛区宮野木町の神社「甲大神(かぶとおおかみ)」の敷地内にある、樹齢300年近い「ご神木」を含む樹木が昨年12月、隣接地で住宅販売を手がける業者によって誤って伐採され、神社側と業者の間でトラブルになっている。業者は神社側に謝罪し、代わりの木を植えることを申し出たが、伐採された中に千葉市指定の保存樹木2本などが含まれていたこともあって神社側はこれを受け入れず、千葉北署に器物損壊容疑などで被害届を提出する事態に発展している。

無人の甲大神を管理する「検見川神社」(宮間秀夫宮司)によると、伐採されたのは、いずれも市の保存樹木に指定されているクスの木とシイの木、さらに神が宿るとされ信仰対象となっていたオガタマの木など、計約20本の樹木。

伐採した住宅販売業者(千葉市中央区)では、「宅地開発を予定している林の樹木を伐採する際、住宅の日当たりに影響する神社の木も伐採してかまわないと、土地を買った業者から聞いていた」と釈明、さらに「伐採に立ち会った同神社の神主の了承を得た」と主張している。
これに対し神社側では「以前から伐採の話は聞いていたが、枝を払うだけだと認識していた。木そのものの伐採を認めた覚えはない」と反論。確認を求められたとされる神主も「どの木を伐採するか具体的に聞いていたわけではない」と話している。

千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) *現在は別記事

業者側は、伐採後に神社から抗議を受けて「木を切る際に改めて伺いをたてるべきだった」と謝罪、「同じような木を植える」と神社側の代理人を務める弁護士を通じて申し出た。
業者は神社側から「原状復帰を求める。少なくとも樹齢100年以上の木を植えてもらいたい」との要求書を弁護士から受け取ったとした上で「和解に向けて話が進んでいるものだと思っていたが、まさか被害届を出されるとは」と困惑している。

また同神社では「神が宿るご神木は神社に不可欠な存在で、新たな木を植えたからといって解決する問題ではない」と話し、「原状復帰ができない以上、神社にふさわしい樹齢300年近い木を植えるなど、誠意を見せてもらいたい」と求めている。

千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) *現在は別記事


境内の様子がわかるHP
http://www.geocities.jp/maruiso4219/page023.html

近隣衛星写真
GoogleMap

二次情報、三次情報をもとにあれこれ言うより、可能なら原典にあたるべき。

ということで、行ける場所でもあり実際に行ってみた。

「甲大神(かぶとおおかみ)」は、閑静な住宅街の中にあります。古い住宅地が多いものの、点々と新興の住宅エリアもあり、神社や畑など土地に余裕があるようです。

で、発見。これだな。

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電柱なんてものじゃない。車のタイヤの太さを越えるレベルだけでも3本以上、巨木と言えるものが5本は刈られてます。それも根こそぎ。電柱より細いもの、10cm径のものを含むと10本を越えそう。

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こりゃ、日当たりもよくなりますわな。

どういう行き違いか知りませんが、普通「伐採したい」「日当たりが…」という風に持ちかけられれば、敷地外にはみ出した枝を切る/切らないというのが問題になるんだろうと思います。神主さんもそう思ったんでしょう。あるいはそう誘導されたとしか。

枝でもなんでもない巨木の幹を、しかも根こそぎ、それも、敷地の境界でもグレーゾーンでもなんでもない明白な神社の敷地ですからね。明白なよその敷地の木を切るってのはどういう了見ですかね。神社に限らずこういう場合「敷地主に切ってもらう」のがスジであって、第三者が「切ってやる」なんてことをすればトラブルは自明。

先の衛星写真の現況はこのような感じ。開発住宅地は周辺の建物と同規模なら10戸建つかという広さ。今ならたぶん13戸ほどは建てるつもりですかね。宅地開発とするとそれほど広大というわけでもないです。

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無残な切り跡。

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肝心の宅地は、周辺には業者の表示も何もなく、中央にブロックが積んであるだけ。建てるどころじゃないでしょうけど。

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今後も経過を観察してみようかと思います。

コメント (2)

絶句!!! 被害届け、出すべし!

これ、私が思うには、業者は神主さんへの説明では伐採とは言わずに、わざと「木の一部を切りたい」みたいに誤魔化してだましたんですな。だって、市の保存樹木なら、神主の一存で伐採を許せるものでもないですから。伐採するなら、神主さんは市に届け出なくちゃいけない。

だいいち、業者はこれとこれとこれを伐採したいと思って、計画的に人を雇って伐採しているのですから、これが故意でなくて何だというのかと。そういうわけで、記事の見出しや本文にある「誤って」というのは、あくまでも業者側の主張です。神主側の視点では「計画的にだまして」ですから。

いや、決して読売の記者は業者に抱き込まれたんだろうとか言いたいわけじゃないんですが、この記事を書いた人、本来、業者側の言い分として引用文の形で掲載すべきものを、客観的事実として本文に混ぜてしまっています。これは作文として杜撰ですよ・・・ ちゃんとして欲しいなぁ。

metro:

最近はマスコミ報道も鵜呑みに出来ないし、ましてや2ちゃんねるでの反応は更に流されたものが多いし…と思って実際に見ると、あんまりな実態に驚きました。どうやって「誤って」伐るのかと。

ここで業者の名前を公開するかしないかは別としても、関わる可能性のある身としてはどこがやったかは知りたかった。ですが一切業者名のある看板や車両、工具というのが無いのが残念。(そのうち判明するんでしょうが)

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