MetLog

2006年12月01日

クレジットカードを集約する理由:Felica登録

数日前のエントリ(MetLog:モバイルsuicaへの道)で「クレジットカードを増やすのは、リスクが増えるからイヤだ」みたいなことを言っていたけど、実は違うんじゃないかと思いました。集約するよう、導かれているな、と。


Edyに代表される電子決済システムは、Felica(=おサイフケータイ)を使うのですが、これは決済だけでなくて会員証やポイントカードとして使えるので、非常に便利。ビックカメラのポイントカードとサクラヤのポイントカード、そしてJALカードとANAのカードなど多くのカードを競合店の垣根を越えて統合できます。

早速いくつかの会員証を入れ、そしてモチロンEdyをセット。あのコンビニでの「シャリーン」という音を鳴らす立場になりました。EdyとSuicaを入れれば、だいたいのコンビニや、電子決済可能な場所で活用できそうです。ちょっと古い記事ですがコンビニの対応についてのまとまった記事はコチラ↓

コンビニのおサイフケータイ対応度をチェックする!! - [クレジットカード]All About

記事の間違いかその当時はそうだったのかは分かりませんが、ローソンでは主にiDというドコモオリジナルのシステムが使われてますね。それ以外はだいたい状況は変わってません。

で、いくつか入れたところで、一つ悩みどころが。W43HにプリインストールされているQuicPay。コンビニ最大手セブンイレブンが導入予定で、首都高で使えるサービス。後払いなのでチャージ不要で残額を気にしなくて良いという点が優れています。何も迷うことは無いのですが、このサービスはクレジットカードとリンクしているんです。どのクレジットカードを使えばいいのか。私がメインで使ってるカードは使えないようなんです。

JCBがメインで開発したサービスらしく、JCBがよさそうです。あったな確か。レンタルビデオのTSUTAYAで作ったカードにJCBのマークが入ってた。と思ったら、それはJCBが提携先というだけで、カード会社は縁遠い会社。残念。

ほかに使えるカード会社は、オリコか。オリコカードなら塩漬け死蔵カードとして一枚持ってたハズだ。それを使おう。…と思って登録する寸前に「いや、まてよ?…使うとポイントがつくのか。困った。」

普段ならただ現金を払うだけのところを、ポイントがつくならその分プラスなんじゃないか。しかしその、ポイントが付くことを知って手を引っ込める自分に気がつきました。付いたポイントが勿体ない。セブンイレブンや高速道路で電子マネーを使う機会も額も少ないんだから。どうせ使うほど溜まりはしないんだから。溜まった分だけ勿体ない。どうせなら、今生きてるポイントに合算できるものがいい。

そうか。そうだ、そうだった。と、一人合点しました。カードを集約したのは、ポイントを集めるためだ。銀行に振り込んでも何にも付かないから、電気もガスもクレジットカード払いに変更したんだった。カードで買うときはメインのカードで。サブで活躍しているツタヤのカードもポイントで有利になるから、生きている。自分はリスク軽減のためにクレジットカードを減らし、少ない枚数で回そうとしてるんじゃなくて、実は「ポイント」によって、集約するよう誘導されてたんだ。クレジットカード集約は全てポイントのために。小さいからこそ、一つに集約しないと意味がありませんから。それこそが、新たにクレジットカードを作ることを嫌う、自分の理由だったろうな。

それにしても、ポイントカードのポイントは、メリットが小さいからこそ、集約しようとして利用度が上がるという、クレジット会社にとってはなんとも上手い方法ではあるな。

とりあえず急いで作る理由もないのでQUICPAYは見送り。電子マネー全体が、どれほど便利なものか、あるいは逆に便利でもないものかは、暫く使ってみてからまた書く予定です。

2006年12月02日

子供絵アート

シーツ絵巻 - palette

私は「巨大な子どもと描いた絵」を持っています。

シーツに、トールペイントの絵の具で描いたもの。

子供の絵というのはなかなか良いものです。親バカであってもいいさ。絵なんて、自信をもって元気いっぱい描いてナンボです。それと子供に限らなかったりもしますが、大きさって重要で、描くスケールや内容に影響しますよね。たまには大きな画面に描かせたいものです。

ウチの玄関の絵は、娘の絵です。大きな絵ではないんですが、紙とはまた違うおもしろさがあります。そしてこれには私の下心あり。

最初に絵をみた妻の感想は、あんまり芳しくないもの(私が描いたと思ってた)でしたが、「娘が描いたんんだよ」というともうとたんに上機嫌で褒めてました。一番の顧客のニーズに応えるというのは美術においても同じ(笑

しかし子供の絵というのは短期的に飾ったりするとは思いますが、すぐに納戸行きになっちゃいがちです。実用品として使いながら味わうというのはまた、飾ることとは違う良さがあります。

最近ではこんなことをしてみました。娘絵バッグ。好きに描いてごらん、というとこんな感じに。いくら親馬鹿でも持ち歩くのに勇気がいる出来具合(w

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虹色の服を着た一番大きいのが自分だそうです。で、小さく描かれた中二人がパパとママ、反対側のピンクの服が妹、らしい。

クレヨンは無印良品で購入。染料クレヨン。布に描いてアイロンがけをすると洗っても落ちないように定着するらしい。だんだん落ちていくんでしょうけどね。でも上のバッグは、すでに洗濯機で一回洗ってます。

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冒頭に紹介したサイトは、実はとある友人のサイト。

palette

絵本の説明をしてるように見えて、子供への愛情がじんわり伝わってくる良サイトです。もちろん絵本の解説も充実。短期間で一気に書き上げたそうです。

ウォーキングラリー終了

ウォーキングラリーの3ヶ月終了。

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月曜は風邪で寝込み、にしては結構歩いてますが(笑 病院まで歩きで往復だったりです(笑

平均歩数11,317歩。軽く一万歩はクリア。で、裏目標の100万歩も火曜に達成し、二日余らせた形です。

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マス目も全部埋まりました。満了。

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毎日記入する歩数と累計。日々の記入はワークシートに。紙へはそこから時々書き写すだけ。きっと皆そうなんでしょうね。

追記:

そしてウォーキングラリーも無事完了してほっとした今日。適当に過ごしたあとで、1500歩は歩いたろうと歩数計を見ると8歩。

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よく見れば時計もリセットがかかってる。電池切れ。前回切れたのは今年の6月4日(MetLog:昨日行ったディズニーシー雑感と近況)だから、丁度半年で切れたことになります。

次は6月ごろ気をつけないと。

最近の無駄遣い:キッチン編

散歩がてら雑貨屋によることも多いです。引き寄せられる、というほうが近いかも。

雑貨には様々な工夫と遊びがあって、直接的間接的にアイデアを探す手がかりになります。とはいえ、ついつい手にとっては気になってしまったものはやっぱり買ってしまいます。←いいカモ?

というわけで、最近の無駄遣い雑貨キッチン編。キッチン雑貨の無駄遣いは割と家族からとがめられないというよさもアリ。

■ニンジンの楊枝と楊枝入れ

買ったのは代官山のVICEVERSAだったと思います。ここはよく通います。入れ替えも多く、いつ行っても飽きずに見入ってしまうものが多いですね。買うのはまぁポツポツですが。

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クリップイット

袋クリップ。類似の商品も多いですね。日付マーカーがついたものとかありますが、シンプルなもので充分です。

野菜の袋や菓子の袋、食パンの袋なんかにも使います。食パンや野菜の袋は、開けたらまた結ぶのも難しかったり、結んだら結んだで解くのが大変だったり。というよりも、そういう妻の行動を止めてもらうために購入しました。解けないんだよ、野菜袋とか。結ばないでお願いだから。

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■ドレッシングボトル

散歩中近所の雑貨屋で発見。類似の商品は見かけてましたが、思い切って一つ購入。私のはアクリル製。

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中華ドレッシングを作ったばかりの写真なので、真っ黒で見えませんが、側面に目盛りとレシピが書いてあります。5種類くらい書いてあったかな?

もっと高級そうなのもamazonなんかにありますね。

iwaki Pyrex ドレッシングボトル 300ml 5014-BK
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でも所詮ただの瓶なんですけどね。ドレッシングなんていっても実は作るの簡単なんだなー、って改めて知りました。基本は酢と油、砂糖少々ってところですか。中華ドレッシングなら醤油と酢とごま油、砂糖をちょいと加えればできあがり。餃子のタレと同じような感じなのに、レシピどおりにすれば中華ドレッシングの味に(笑

■ペッパーミル

今まで使っていたベーシックなタイプは、ピンがすぐに外れちゃうんだよね。

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近頃電動タイプから装飾的に凝ったものまでいろいろ見かけますが、コレがいいですよ。ウサギみたいで可愛いし。片手でゴリゴリできるから料理中にも使いやすい。成城石井の系列店や大丸ピーコック、それとAfternoonTeaの系列店で売ってるようでした。

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小娘主婦ブログみたいになってきた気がする。アフェリエイトペタペタ貼ってピンクの画面にして花とか散らせば完璧なんだが。

2006年12月03日

ケータイは携帯電話の略ではない

現状、AUで最多機能を持ってそうなW43Hは、さるメディアで全部入りケータイと紹介されてました。ラーメンじゃないんだから(笑

で、機能を知るほどに感心してますが、実は普通の機能で感心してるだけかもしれません。機種変は三年弱ぶりですから。…もちろん個々の機能も便利になってますねぇ。使い勝手も良くなった。たぶんどこのメーカーだから、ってことはなく、皆同じく進歩してるんでしょうけどね。私が浦島太郎なだけかも。

特に「お、便利そうだ」と思ったちょっとした機能が三つほど。一つは「カウントダウンタイマー」という機能。単純にキッチンタイマーなわけですが、これはなかなか使いみちが多そう。常に携帯するものであればなおさらでしょう。そしてUSBマスストレージ。設定次第で、接続と同時にPCに写真をコピー、とか簡単に出来る。昔から出来そうなことだったんだけども、いつぐらいから出来るようになってたんだろう?最後にニュースフラッシュと天気予報。ティッカー型のニュースリーダーと最新天気予報が待ち受け画面に常に表示されています。これは便利。インターネット接続で情報を取得しているはずなのですが、その接続分に限り、無料でメーカーから提供されているというのがまた有難いですね。

それと、W43Hには付いてませんが、電化製品のリモコンとして使えるそうですね。人の家でイタズラする用ですか(笑 定食屋のTVのみのもんたを消すために便利そう。

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で、ざっと見渡してこの「全部入りケータイ」にどれだけの機能があるのか。恣意的ですが分類してリスト化してみます。ついでに、自分にとっての重要度も記入。どうかな。

[重]重要、必須性能 [使]使ったことがある、そのうち使うかも [不]たぶん使わない

  1. 電話 [重] 実はあまり使ってないが、「使える」状態が大事
  2. 電波時計 [重]
  3. カレンダー [重] 一覧じゃなくて日付表示の方は特に重要
  4. プリペイド/クレジットカード [重] 
  5. メーラー [重]
  6. ブラウザ [重]
  7. メモリ/マスストレージ [重]
  8. カメラ [重] GPSも貼り付け可能で便利となると、デジカメよりむしろケータイ
  9. 住所録 [重]
  10. メモ帳 [使] 使い勝手はイマイチながら。タッチパネルなら…
  11. 定期券 [使]
  12. 会員証 [使] 全部統合したいけども…
  13. ポイントカード [使] これも全部統合したい。物理的に無くしたい
  14. TV [使] 都内なら地上波並だが地方で受信状態は?
  15. ゲーム機 [使] 移動中のゲームは主にW-ZERO3で
  16. キーライト [使] 要はカメラ用ライトなんだけど意外と助けられることアリ
  17. 電卓 [使]
  18. 目覚まし時計/アラーム [使]
  19. キッチンタイマー [使] 意外と便利
  20. 辞典 [使] 研修の時に持っていかずに済む
  21. ニュースリーダ [使]
  22. 天気予報 [使]
  23. ストップウォッチ [使]
  24. バーコードリーダ [使] QRだけでなく普通のものも
  25. GPS [使]
  26. 地図 [使]
  27. ICレコーダー
  28. PIM [不] W-ZERO3で管理してるので
  29. 音楽再生機 [不] iPod/iTunesで聴くので
  30. マルチメディアプレイヤー [不] 動画再生しないだろうな
  31. メッセンジャー [不] 音声+文字混在環境、てか電話でいいじゃん
  32. FMラジオ [不]
  33. 防犯ブザー [不]

なんかねぇ。ビクトリノックスなんて目じゃない多機能っぷり。もはや「電話」のプライオリティは高くは無い。確実にPC化してますね。

以前、「ケータイ」は携帯電話の略だけど、というエントリを書いた(MetLog:Wikipedia→Wiki、ハードディスク→ハードと略すとヤバイ?)けども、それは間違いだったなと思った。ケータイは、携帯電話の略じゃない。携帯する何か、だ。だから「ケータイ」は「ケータイ」のことでしかない。むしろ「携帯電話」のほうが死語化するかも。

2006年12月04日

真・レジで小銭をスムーズに払う9の方法

ITmedia Biz.IDは普通に興味深い記事も多いのですが、たまにトンチキなことを書いてくれてそこがまた素敵。

混雑しているスーパーのレジで、1円単位までピッタリ払おうとする客がレジの流れをせき止めてしまい、その背後でイライラした経験のある人は多いのではないか。社会学・行動学的に研究している方がいらっしゃれば、ぜひご一報いただきたい。

さて本題。レジでの会計の際、小銭をなるべくスムーズに支払うにはどうすればよいか――。最も望ましいのは釣銭が要らないよう、ピッタリの額を前もって準備しておくことだが、陳列棚からピックアップしたばかりの商品の合計額を瞬時に計算して小銭を用意するのは、消費税が内税方式になった現在でも容易ではない。

となると、なるべく小銭の出し入れを少なくする最大公約数的な額をみつけ、レジに並んで待っている間にその額を用意して手に握っておくことが、会計を素早く終わらせるテクニックということになる。

では、その額とはいったいいくらか。それはズバリ「77円」である。それも「50円玉1枚と10円玉2枚」+「5円玉1枚と1円玉2枚」の組み合わせに限る。この組み合わせが、どんな額が出てきてもサイフとの小銭の出し入れの手数を最小化できる、最良の組み合わせだからである。


ITmedia Biz.ID:レジで小銭をスムーズに支払う方法

という記事には笑った。バカだ。こんな、かつてのCmagazineの「プログラミング研究会」の回答のような値が実効性があるとでもいうのでしょうか。

まず前提として、99円持っているわけですが、その前提なら正解は違うでしょう。それじゃない。というのは簡単ですが面白くもないので、いくつかの別解を提示してみます。

  1. 暗算をしておく
    • もちろん「暗算は容易ではない」という前提も、充分に理解できますが、暗算が容易なケースもまた多いものです。計算は下二桁だけでいいわけですから、クレペリンテストのようなものですよ。そんなに難しくない。77円用意するより、可能ならちょうど渡した方がいい。
  2. 99円持っておく
    • 77円握りしめて、結局サイフから出したり入れたりするくらいなら99円持っていたほうが対処は早い。どう考えても77円よりはこっちが正解。
  3. 逆に、小銭は持たない
    • レジの人がてきぱきした人なら、計算も手段もその人に任せてお札だけを渡すというのも悪くない。事前に用意することも、おつりをしまうことも計算もスムーズ。いろいろ考えず、選択肢も無いので、悩むこともない。最小労力。また、ちょうどおつりがないという状況だったら最速。
  4. Edyを使え
    • Edyに限らずsuicaとかクレジットカードのサイン無し決済、プリペイドカードとか。使えない店もあるけれど、使える店なら圧倒的に早い。77円用意するよりも早いことは間違いない。
  5. 買わない
    • そんなに列や時間が気になるなら、買わないというのも選択肢。別の時間で買うとか別の場所で買うとか。無理に列に並んででも買わなければならないケースは少ない。こんな無駄なことを呼びかけるくらいなら、「並んで大変な時は買わないという選択肢もあるよ」と呼びかけたほうがまだ有効。
  6. 釣りは貰わない
    • 男なら!「釣りは要らないよ」でしょう。ばーんと!コンビニ店員の困った顔を無視して得意げに渡しましょう。
  7. すべて10個単位で買う
    • 内税なら、10円以下の小銭は不用になります。さらに10円単位も嫌いな人なら、もちろん…
    • それと、後半タバコの話がでるのでついでに言うと、カートンやまとめた単位で買うようにしてれば、買い物回数自体が減るので、釣り銭問題も減りますし、タバコ一箱でレジを渋滞させたりそういうことを気にしなくてよくなります。微力ながら渋滞の緩和にも貢献。本人も回りも万々歳。おまけにまとめ買いで価格が安くなることもありますしね。
  8. 小袋に用意しておく
    • 透明な小袋Aに、10~90円のセットを合計9個用意し、それぞれ1~9の数字を振っておきます。別の透明な袋Bには1~9円の袋を9個用意し、それぞれ数字を振っておきます。たとえば「82円です」と言われたら、素早くAの袋の8とBの2を渡す!袋はブラックジャックの医療器具のようにコートの内側に貼り付けておきます。…非現実的な路線で狙うならこっち。
  9. 9個の安い菓子を持つ
    • 内税で、最終一桁が1円の菓子を探して9個持ちます。(二桁揃えたい場合は10円の菓子も9個)端数に合わせて追加購入をして、キリのいい数字にします。買わなかった分は「これ買わないけど持って来ちゃった、テヘ、戻しといて(はぁと)」という感じで。

どうでしょう?どれもたぶん77円を握りしめるよりは有効でエレガントな方法でしょう?

2006年12月05日

自分の居場所オンライン

いつもながら慧眼な加野瀬氏のブログから。

ソーシャルブックマークは自分の場所という気がしないサービスだ : ARTIFACT ―人工事実―

ウェブ関係で家に喩えるのはあまりよろしくないと思うのだが、ネットサービスはマンションで、サーバーを借りて運営するのは一軒家という感じ。

自分はサーバを借りてのウェブ構築は、家を出ての路上という印象がします。


今日もストリートに向かいます。大道芸人のしゃべり芸に絵描きにガレージセール、そんな人たちが集まる雑多なストリートへ。中にはプロもいるけど素人も多い。そんな素人の一人として向かいます。最近は素人でも、芸をし終わったら客にアフィリエイト帽を回して小遣いにしている芸人も多いようで。

素人といえど芸は芸。つまらなければ野次も飛ぶし怒号もぶつけられます。野次が飛べばまだマシで、そんな芸ばかりなら客もつかなくなります。野次をとばされトンチンカンぶりが評判になり、それが芸になっている天然芸人もいますけども、そうもなりたくない。客もまばらな平凡な芸人もいれば煽りの上手い芸人もいます。煽りばかりで中身のない芸人もいたり。名の通った芸人はそれだけで人が集まってきたり、そんな有名芸人に紹介された日は私の芸でもちょっとした人だかりができたりします(2,3日ですが)

今日は一人の客となって、いろんな芸人を見て回ります。さすがに人が多く集まる芸は、ほかでは見れないネタを仕入れてます。それだけじゃない。客いじりや、ココというツボで皆をどっと笑わせる。たいしたものだ。

今日は、ジオシティの古い街並みをすぎて、最近出来た住宅地へと足を伸ばしました。オレンジの煉瓦造りも色鮮やかな、ミクシィハウス。あちこちで楽しそげなパーティーが開催されてます。

「やあみんなようこそ。」

と主人が挨拶しています、招待客は皆にこやかに談笑しています。

「やはり、日本の政治は、なってないな」

と主人がいうと、そうよね、そうだそうだ、と、客たちは皆楽しそうです。暖かいスープが運ばれ、チキンの丸焼きが飾られています。

… そういえば、私にも招待券があったな。ポケットを探しました。22番309号。なんだ、この近くじゃないか。ミクシィハウスにも私の居場所があることを思い出し、そこに向かいました。どこの家もみな楽しそうなパーティの最中です。あったあった、ここが私の場所か。と、玄関に足を向けたところ、隣家の空気が変わるのを感じました。

「いや、そうかなぁ。ご主人、それはちがうんじゃないかと思いますが?」

客が小声で言うと場がしん、としらけて、別の客がいいました。

「あらそんなことないんじゃない?ねぇご主人」

ほかの客も口々に言います。

「そうだよそんなことはないよ、ねえご主人」

「そんなことをご主人に言うのは、だいたい失礼じゃないか?」

「違うと思うなら、出て行けばいいじゃないか」

最初に異を唱えた客は、小声でさらに続けました。

「だってそれは事実と違うし、根拠もおかしなものじゃなかな。その話はやっぱりおかしい」

今度は堰を切って客は口々に言いました。

「おかしいのはキミのほうだ!」

「だいたい何故ここにいるんだ!」

そして最後に、パーティの主人が言いました。

「出て行き給え。ここからお引き取り願いたい」

呆然となって様子を見ていた私は、なんとなくここは私の居場所でもないかな、と少し思って踵を返し、その場を去りました。あしあとだけを残して。

2006年12月09日

ストップモーションアニメ

ストップモーションアニメーションで素晴らしいものを知ったのでアップ。マイク・ザ・ウィザードを思い出します。昔からある技術で、古臭いとも言えそうなのに、今も新鮮だなぁ。素晴らしい。

YouTube - Tony vs. Paul

昔からこういうのが好きでいつか作ってみたくて。作りたいなぁ。たまらなく楽しそうだ。

マイク・ザ・ウィザード
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5 クリエイターを目指す人も、そうでない人にもおすすめ!

便利なコマンドライン型ランチャー「bluewind」

ランチャーをbluewindというものを使ってますが、これが便利。

bluewind

ランチャーとは、素早く簡単にアプリケーションを起動するソフトです。アプリケーションだけでなく、特定のファイルやよく使うフォルダを素早く開くのにも便利です。上手く使えば、使い勝手も向上し、デスクトップを散らかさないで済みます。

今まではorchis(小物創作所)というものを使っていて、マウス操作でもキーボード操作でも扱いやすく、これも便利で素晴らしいのですが入れるソフトやファイル、フォルダが増えてくると、スタート>全てのプログラム…を開いた時のように長大になって今ひとつ美しくない。

そこで、コマンド型ランチャーに乗り換えてみました。起動するとこんな感じ。小さいウィンドウが現れます。真ん中に見えるものがそれです。良い。邪魔にならない。

scr_bw.jpg

起動した状態で、たとえば[f]キーを押すと、よく使う第一候補"firefox"が出てきます。二位以下の候補も出てきますが、第一候補でよければここで[Enter]で起動。プログラムだけでなくファイルやフォルダを開くこともできます。

bwex.jpg

よく使う順なので、たいていはワンキーでやりたいことをすぐにできます。

インストール後、まず最初に一括登録

まず最初にスタートメニューを一旦全部登録するとラクです。専用スクリプトがあるので、それを利用。

補助ツール

検索もbluewind

bluewind配布元CSpaceからリリースされてるSerchwebを使うと、そのまま検索も可能に。

単機能ツール集からweb検索searchwebをダウンロード。使用法の解説はこちらが詳しい。

Going My Way: bluewind+searchwebで便利に検索

シャットダウンや再起動の登録

シャットダウンソフトを利用しました。同種のソフトはいくつかあると思いますので、お好みでよいかとは思いますが私が使ってるのはコレ。パラメータ指定でサスペンドも再起動もログオフも一つのソフトで出来ます。

beesknees.org

これをパラメータ指定してbluewindに登録。私の場合はsキーでシャットダウン、rキーでリブート(再起動)。確認ウィンドウもなく速やかに思った操作を直感的に。便利。

bluewindは「ファイル名を指定して実行」?

この便利すぎるbluewind、どうも「ファイル名を指定して実行」の機能も持ってるようで、ランチャを起動して"cmd"と入力するとコマンドプロンプトが起動されます。ということで、"control"と入れるとコントロールパネルを開きます。そのほか「プログラムの追加と削除」のようなものを操作するにはどうしたらいいんでしょうか?

「プログラムの追加と削除」なら、"appwiz.cpl"で起動しますが、ちょっと分かりにくいですね。「programの追加と削除」という名前に変えておけば、pキーから起動できます。

他のコマンドに関してはここを参考にすれば、一通りのシステム関連操作が可能なんじゃないかと思います。

Windows 2000/XPのコントロールパネル詳細解説

余談ですが、プログラムの追加と削除、って分かりにくくないですか?OSによっては「アプリケーションの追加と削除」だったりしたような。私は結局「aplicationの…」「programの…」「softwareの…」のどれでも起動するようにしちゃいました。

だいたいの操作はbluewindで簡単操作でやってますが、ほかに便利な使い方とかご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えてください。

2006年12月10日

はじめてのおるすばん

妻、午後から仕事に行く。帰宅はおそらく深夜。

私と長女(4歳)と次女(もうじき2歳)が留守番。夕方になって次女はスヤスヤ寝はじめました。長女はスコーンを焼く、と言って利きません。一旦はいいよ、と言ったのですが、よく考えたらベーキングパウダーを切らしてしまっていました。

「だめだよ。スコーンは作れない。だってベーキングパウダーが無いんだ。」

「なにそれ?無いとどうなるの?」

「そうだな。膨らまないんだ。つまり、焼いてもベタッと、お好み焼きみたいになるんじゃない?」

(長女、ニヤっと笑って)「作る!」

「ダメダメ。美味しくないって。今度買ってくるから、その時に作ろう」

「ヤダ。今買ってきて。」

「うーん、(次女は寝てるし、いい、か?) …寂しくない?お留守番できる?」

「寂しくない!できる!」

ベーキングパウダーを売ってそうな店まで、バイクで往復15分もあれば充分だろう。それくらいなら、いいか。でも、まぁ、一応念のために、一つだけやっておこう。

私の携帯電話の設定を少し変えて、それを娘に渡して説明しました。

「いいかい?パパに電話をかける方法を教えてあげる。”1”を押して、[通話]だ。この緑のボタンね。出来るかい?やってごらん」

娘は普段から「電話を受ける」ことは頼まなくてもやってるので;というより出るなと言っても出る;これくらいの操作なら簡単です。娘はボタンを押し、私の携帯から私のPHSへと電話がかかります。

「よし、上手だ。覚えたね。じゃ、何か大変なことがあったら、電話をするんだよ。」

「うん、わかった!次女が起きてゲボ(嘔吐のこと)したりしたら、かけるね!」

「そうだ。そうじゃなかったら、かけちゃダメだよ。電話をかけたら、パパすぐに帰るから。買い物しないで帰るから。そしたら、スコーン作れないぞ。」

「わかった!」

そして私は、バイクで買い物に出かけました。だけどもああは言っても、娘の約束は実は信用してません。おそらく電話をかけてくるでしょうね。電話をかける初めての機会、そりゃ、かけるだろう。「大変なことがないとかけてはいけない」というシバリはありますが、「たいへんなこと」をしでかして電話をするというマッチポンプは、娘の性格や成長段階を考えると、ない。おそらく大したことではないことでかかってくるんじゃないかな。

最寄のコンビニでベーキングパウダーを見つけられず、やや規模の大きめのスーパーまで足を伸ばして、レジの列に並ぶころに、私のPHSにコールがありました。そらきた。

「もしもし。どうした?何かあった?」

「パパ、大変なの。次女が、次女が!」

「次女がどうした?」

「次女が起きてね、パパのパソコン触ってるの!」

あ、そりゃ大変だ。起きちゃったか。そういえばノートPCは電源も切らずに開いたまま居間にある。ていうかさすが姉妹、似とるがな(笑

「じゃ、触らせないようにして。パソコンは、閉じておいて」

「わかった!じゃ、切るね!」

というわけで何事もなく帰宅。確かに大変といえば大変なことでもあり、約束を守りつつ娘も電話をかけることができた。よかったね。

pscorn-1.JPG

帰宅後、固定電話のほうも、取説を引っ張り出してパパ携帯番号、ママ携帯番号のショートカットを設定。そのことは娘には、まだ教えていません。

アニメ顔マネキン

ジャスコ系列店子供服売り場にて。マネキンの顔がアニメ顔で、かつクオリティが非常に高い。

HI380005.JPG

アニメキャラクターの三次元化は難しいでしょうに、その上マネキンともなるとさらにコストや製造上の制約もあろうとは思います。あまり個性的な顔でもまずいですし。にもかかわらず充分にバランスよくできた仕上がりに驚き。

2006年12月11日

スルー疲れ

スルー力(りょく・ちから)と言う言葉が流行ってるらしい。どうでもいい意見には首を突っ込まないという能力、とかそういう意味合いらしい。

スルー力とは - はてなダイアリー
[を] スルー力には二種類ある


↓この定義が(笑

スルー力について - はてな匿名ダイアリー

↓この記事には感じるところあり。はてブとは「はてなブックマーク」というソーシャルブックマークサービスのこと。

Kazuho Oku's Weblog : はてブ vs. スルー力

はてブって、スルー力がない人にとっての楽園だよね。

コメントを書く側にしてみればそうかもね。でもスルー力の無い書かれる側とすれば、はてブってツライんだよね。

はてブでコメントを付ける人の多くは、ぶっちゃけ鋭くもないズレたことを決め台詞のように断定的に語るというものがほとんどで、言葉の返しようもありません。つまり「スルーする」「しない」という選択肢は初めから無くて、スルーせざるを得ない。マストスルー。今日はエントリの内容上スルーしないけど。

たとえば、私の最近のエントリーMetLog:真・レジで小銭をスムーズに払う9の方法は、一応元記事へのアンサーも入れてあるつもりですが、おおむねネタであり冗談でしかない(面白いかどうかの評価はともかく)エントリです。でも「metroってヤツはネタにマジレスしてるぜバカじゃん」というような受け取られ方をしても、全く問題なし。そういう人もいるでしょうし、そのへんは予想の範囲。もちろん鋭い批判や無知への指摘であればまだしもなわけですが、おおくは、トンチンカンなもの。エントリへ早速ついたブックマークのコメントを見てみると…

77円を握り締めるのがバカらしいのもわかるが、それよりマシな方法が提示できないのがなんとも。

いやね、もうね。スルーしますよ。せざるをえませんよ。そんなコメントばっかりですよ。言ってもしょうがないし。コメントってだいたいそうですよ。でもね。あー、もう。

砂嵐で摩耗する岩のような、三歳児に痛くないパンチで死ぬまで殴られる拷問を受けてるような、起動のたびに黙々とspamを消すような、そんな微量なダメージの蓄積が。…疲れる。

参考:↓はてブはこんな感じで逆参照してます(しなきゃいいんだが)
はてなブックマーク - megalo.jp の人気エントリー / はてなブックマーク - megalo.jp の新着ブックマーク

みれば励みになったりありがたかったり嬉しかったりすることも、もちろん多いわけですがねぇ…


Wikipediaだとか2ちゃんねるだとかは、誰ともしれない大量の無名人(少なくとも名の権威は捨てている)の手になる情報です。たいていの人は、おおむねのことに素人であっても、どこか何かの専門を持ってたりするもの。その各自の得意分野に光を当てれば大量のエキスパート情報が得られます。でも本当にはてブってのはお利口さんに見えないんだよね。

たとえばこんなブックマーク。

はてなブックマーク - GIGAZINE - Outlookの代わりになるWindows版「Evolution」

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Outlookをメーラーだとして語るコメントが目に付きます。thunderbirdとどっちがいいの?みたいなコメントも。

タグで見ると、email,mail,メール、メーラーなど合わせて42。これは間違い。OutlookはPIM。PIMタグは4件のみ。*「メーラーとして使ってるんだから、メーラーと言ってもいい」とするなら、私のメインのメーラーはFirefoxだ、という言い方を許容しなければならなくなる、と一応予防線的解説も蛇足説明してみる

ブックマークだからね。正確かどうか、という指標じゃないのはわかるけどさ。こんな指摘も。

sta la sta - はてブのホットエントリは集合知とは無関係

集合知の観点で言うなら、はてブのあらわすものは

「正解」が何であるかということは一概には言えないですが、恐らく「ネットにおいて今一番ホットな話題」ではないか

ここで得られる情報は、「正確な情報」ではなくて、「多くはどう思っているか」という情報。群衆情報そのもの。それこそが集合知、なんだろうけど、それもなぁ。最近話題になったのがネクタイの結び方、なんてのがあった。

はてなブックマーク - 綺麗な結び目をつくる ネクタイ結びのコツ - [男のみだしなみ]All About

なんてことはない、ネクタイをする人は皆知っている、アオキにおいてあるチラシのような情報です。逆につけない人には必要のない情報。つけるときになってから調べればよさそうなものです。本当に感心してマークするのは、リクルーターぐらいじゃないかな。ほとんどは関係ないのになんとなくつられてマークしてるだけなんじゃないか。どうせまた見ることもないだろうに。

情報の質にしても話題にしても評価するにはイマイチなトコロだと分かっていても、いちいち反応しないにしても、スルーするに決まっているにしても、それでも微量になんとなぁく疲れが溜まっていくのです。スルー疲れ。

2006年12月13日

死ぬまでに見ておくべき50の芸術作品、感想

死ぬまでに見ておくべき50の芸術作品 | p o p * p o pという記事が話題になっていました。

どれ、たいしたことなかろう、偏った内容だろう、…とか、批判する気満々で見たのでしたが、美術、特に絵画に関しては専門的に学び、実践してきた経験を持つ立場からして、これはすばらしいチョイス。良くできていると感心しました。タイトルを聞いただけでグッとくる名作。粒より。良い。

実は言われるまでもなく自分で「死ぬまでに見ておきたい」と切望する作品があり、実際にそういうことを口に出すこともありますが、それらがすっぽり入ってて嬉しいところでした。

ヒエロニムス・ボス快楽の園 / ミケランジェロシスティーナ礼拝堂 / フェルメール デルフトの眺望 / ランブール兄弟のベリー公の美わしき時祷書 / ピーテル・ブリューゲル雪中の狩人 あたりは是非とも見たい、生涯の夢です。

ベラスケスラスメニナス北斎富嶽三十六景あたりも入ってて当然かな。

ただ、いくつかは疑問点や、そこはそうじゃないだろう、と思うところがあったので、気になったところをピックアップ。

20世紀美術でいうとJ・ジョーンズ、リチャード・セラは入っててもウォーホールは無しか。うーん…それはどうなのよ?

近代のチョイスがどうにもなぁ。ゴッホ星月夜という渋く光るチョイスをしつつ、ムンク叫びはどうか。悪くはないけど、微妙なところなんじゃないか。これを外してでも入れるべき作品があるでしょうに。

ピカソゲルニカ は首を傾げざるをえない。確かにゲルニカもいいんだが選ぶならアヴィニヨンだろう。モネ睡蓮は、さすがに要らないな。これを外してスーラのグランドジャッド島を入れるべきだろう。

ちなみに「グランドジャッド島の日曜日の午後」はシカゴ美術館の門外不出品。シカゴに行く機会があれば、忙しくてもこれだけは見ておきましょう。

ていうか近代最大の取りこぼしは、デュシャンが無いこと。泉であれ大ガラスであれ無くていいのか?さすがにその辺は引っかかる。

レンブラントホメロスの胸像を見つめるアリストテレスというのもアリだろうけど、自分なら放蕩息子の帰還のほうがいいかな。その辺は好みだとしても、ダ・ヴィンチ東方三博士の礼拝というのはちょっと納得がいかない。そもそも未完だしなぁ。なぜ最後の晩餐でもジョコンダでもないのか、ちょっと疑問。

あと全般的に建築物は弱いな。絵画寄りの観点から見てもコルビジェのロンシャン教会は入れて欲しいしガウディのサグラダ・ファミリアもあっていい。

遺跡っぽいところを断片的に入れるのは少し無理があるので、西洋美術の文脈に絞って、カッコつけて秦の始皇帝の兵馬俑とか入れたりしないで、外したほうがよかったんじゃないか。

とか、グダグダ思いながらも、ちょっとまた生涯の夢を楽しく想像しました。

2006年12月16日

IKEA開店後8ヶ月 / 引き算で価値を高める

久しぶりにIKEAに行ってきたところ。

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混んで大変だから、と午前中から張り切って行くもガラガラで驚きました。いや、今までの混みっぷりが異常だったのかもしれません。基本は家具屋ですし、そうそう頻繁に足を運ぶ場所でもないですしね。そうそう横浜にも出来たそうですから、首都圏の客が分散した、ということもあるでしょうね。

写真はクリスマス関連コーナー。キャンドルホルダー50円から。種類も結構あって、それでも高いやつでも150円とかそんな感じ。都内のコジャレた店で同様のものを買うと、えらく高いんだよねぇ。

食器、ガラス器なども、一般的な店に比べても異常に安い。レジではガラス器は割れないように自分で梱包するように、と言われたので、ラッピングコーナーへ向かいました。ラッピングコーナーのテーブルにあったクッションペーパー。

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こんな薄い紙で包んでもなぁ。あまり効果ないような気もする。新聞紙みたいなもの?

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と、思いきや一端を引っ張ると立体的な梱包材に!ちょっと驚いた。確かにこういうやり方なら、使わないときにかさ張らないし、使うときにはいいクッション材になる。切り込みがあるとはいえ、ただの紙だからそれほどコストもかかってないだろう。よくできている。

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IKEAは、こういう小技に感心させられる。前に行ったときの本棚の切り欠きも感心した。足元に切り欠きを入れることで巾木をよけてピッタリと壁に密着する本棚。

MetLog:IKEAの棚を組む

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一番安いマグカップにもそういった工夫があります。切り欠きを入れることで、食器洗い機でも水が溜まらない。食器洗い機を使った時のカップの底に溜まる水って、ほんと、気になるんですよね。

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元画像は:IKEA「TROFE mug」:かすかにひと工夫あるマグカップ : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)

百均より安い79円のこのカップの切り込みはカタログでまるまる一ページ使ってアピールされてました。たったこれだけの工夫が、どうかすると何万円の家具以上の価値を生み出しているのかも。

このように引き算で価値を高める、ということは、想像以上に難しいことです。たいしたものです。

Googleカレンダー←→W-ZERO3 スケジュール

自分にとっての夢ツール、GoogleカレンダーとW-ZERO3のスケジュールをシンクします。

W-ZERO3用カレンダーツール

Googleカレンダーでは、スケジュールの×分前に携帯へメールを飛ばしリマインダーとして機能させることができたり、また入力がいい加減でもいいのですごく便利なんですよね。スケジュールに「○○屋××店 18時から20時」とか適当に書くだけで、店へのリンク、時間の設定、地図へのリンクが自動生成されるあたりがいい。しかしGoogleカレンダーにはインポートはあってもエクスポートはありません。

W-ZERO3のデータというのはOutlookなんですが、一回エクスポートしてそれをインポートして、と、中間ファイルを作る形でしか移動できず、それも不便でした。それを相互に、シンクできるというのはものすごくありがたい。

SIMでの通信では上手くいかないようなので、ActiveSync経由やLAN経由での使用となります。デスクトップとW-ZERO3と携帯の一元利用が可能に。作者様に大感謝。

W43Hの写真 / ストラップ

MetLog:mb:W43Hの写真のエントリでは、「まぁまぁかな」という程度の感想でしたが、W43Hの携帯カメラはかなり良いです。「単体のデジカメに遜色ない」といえば言いすぎかもしれないけども、とりあえずブログにアップするくらいなら問題のないレベルです。”W43Hのカメラ性能がすごい”って話も聞かないので、いまどきの携帯って皆レベルが高いのですかね。

デジカメ全般に言えますが画質とピクセル数は関係がなく、以前の携帯では「メガピクセル」を謳っていながら画質は悪く”所詮ケータイのカメラだな”という感じで正直ガッカリでしたよ。

あれから三年。業界やメーカーは、表面的な機能の数だけでない、見えないところも工夫や努力をしてきたことでしょうね。どこをどう工夫し改良したのか分かりませんが、ピクセル数は同程度ながら全然違う画質に感動ですよ。


機種変した時期がキャンペーン中だったらしく、AUからこのようなものを頂きました。

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私は、ケータイにはストラップを付けません。特にこういう金属パーツを使ったストラップは、なんとしても付けたく無いですね。だってこういうものをつけると、あっというまに携帯は瑕だらけになりますよ。以前はストラップのおかげで塗装が剥げて酷いありさまになったこともありました。

なんでメーカー自らが携帯を痛めつけるようなものを配るかな。と友人に言うと

「だって痛んで壊れちゃったほうが、買い換えたくなるからメーカーとしてはそっちのほうがいいでしょ?」

はは。そういうことはあるかもね。

ところで、ケータイよりデカイんじゃないか、ってくらいストラップを付けてる人とか見ますが、そういう方々ってそういうことは気にしないんでしょうかね。もしかしたら瑕がたくさんつくよりも先に機種変するのかもしれませんけども。

2006年12月17日

痩せて嬉しくないこと

先日某服飾店で、購入を検討するにあたりマネキンの見本を参考にしておりました。自分が着た状態を想像するわけですが、そういうことが可能なのも、痩せたからなんだとシミジミ。太ったサンプルというのは、あまりないですからね。

でも太ってること自体は、それほど気にしてなかったんですよ。逆にいいこともあります。初対面の人に覚えてもらいやすかったり、とりあえず他の誰かを傷つける心配なくデブネタジョークを簡単に言えたりしました。自虐とかそういうんじゃなくて、単純に、趣味や主義や共通認識などの情報の少ない人を相手にでも言いやすいんですよ。その場にいれば誰とでも持てる共通認識ですから。しかも言いなれたデブネタジョークの中でもウケのいいものをセレクトできますから、誰を相手にでも言えてまずまず外さない定番ジョークを持ってるってことで。これはよかった。

こうして振り返ってみると体重が減っていいことばかりでもなく、嬉しくもないことも。20kg減量に成功(今は3キロ程度戻ってる)というのが自慢の一つですが、一番嬉しくなくショックだったのは20kg体重が減って痩せてないこと。BMIは標準なんですけども、痩せたということじゃなくてデブが普通になった、ということですか…orz

意外だったのが、椅子が固くなったこと。尻の肉が取れたってことですかね。おかげで座高も下がりましたよ。ネクタイがみるみる長くなるのも奇妙な気分でした。首が細くなったということなんですが。それと痩せた当初は腹の皮が余って大変でした。今は落ち着きましたが、痩せスピードが急速だと、ちょっとみっともないですね。

それと、重い扉を開けるときは手だけでは厳しかったり、何かとぶつかった時よろけますね。体重があるころは安定感がありました。逆に言うとデブだと手だけでなんとかできるわけですから、これではバランス感を学習しにくい。デブはスポーツ苦手になる一因はこのへんにもありそうです。

あと顔も肉が落ちた分シワが増えてちょっとふけたような気がします。…とはいえ、トータルでは痩せたほうがメリットは大きいんですけどね。定期健診の検査結果だとか運動能力とかいざという時の疲労感だとか。一時間以上立ちっぱなし歩きっぱなしでも平気になったのも嬉しい。以前は腰が痛くなって脂汗ダラダラのような辛さがありましたから。

本日秋のダイエット祭り、締めのオフ会参加予定。

2006年12月18日

秋のダイエット祭り、オフ会

本日秋のダイエット祭り、オフ会。

前回→MetLog:オフしないカロリー

参加は

とのすさん;愛妻家、ダイエット失敗、しかし卑怯な仕込みネタで笑いを取って挽回/日記的散文と落書的CG「とのすのす。」

みなみさん;黒猫ジジを愛する生活、ダイエットはしなかったけど太りもしなかったし体型も細いという羨ましい経過/ South Wind  ~こんなもんな日々~

ちるさん;微増らしいけども体系的には問題なさそうなニー…いや自由人/ Hati Aluminium

場所は骨付鳥専門店 一鶴 横浜西口店(ぐるなび )

鶏のコースが素晴らしい。メインのかぶりつき肉は食べ応えもあってスパイシーでたまらない旨さ。雛鳥肉と親鳥肉が選べて、柔らかい雛鳥と対照的に固く味深い親鳥肉もまた美味。写真は雛鳥肉。

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これだけ個性のある味の違いを出せるなら、ふと思ったんですが、卵無しの親子丼というのも可能な気がします。

しかしまぁあれです。会の主旨から外れたオフ会ではあるなぁと。それもまたいいんですが、次回からはすっきり「楽しく飲み放題で美味しいもの食べて気持ちよく歌う会」になる予感。

白菜の旨い季節だ

農家が豊作すぎて困ってるそうだ。白菜なんて、出荷せずに廃棄処理してるんだとか。

やまけんの出張食い倒れ日記: 白菜や大根、産地廃棄を「よくない! なんとかしたい!」と思うなら、、、一つだけ方法がある。

廃棄は勿体ないからなんとかしたいという話が出るのだそうで、解決するには結局こういう結論。

で、 消費者ができる、産地廃棄をなくすための方法が、一つある。 それは誰にでも可能なことだ。

それは、、、

白菜や大根等、豊作になっているものを、いつもなら一つ買うところを2つ買うこと。

という結論付けが正しいのかどうかは知りません。農家の事情なんかも、あんまり知ったことではない。捨てなければならないなら仕方ないでしょう。私は利己的で冷たい人間ですから。

ですが利己的な故、折角安い白菜をいつもの倍買ってみました。いつもは半分買う程度なんで、半分を2個。近くのスーパーでは捨てるほど安い値段でもありませんでしたが、それでも安い。倍買ったくらいで、家庭で捨てなきゃならないか?白菜で料理をする方法をそれほど知らない私でさえ、そうは思えません。

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料理しなれない人にとっては、このボリューム感に思わずひるんでしまうんじゃないでしょうか。でも心配ないですよ。豚肉と白菜の重ね蒸しmetro風を作ってみます。

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適当に切った白菜を鍋に敷きます。鍋には一応油を塗ってますが塗らなくてもいいかも。

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白菜敷いたら豚肉ならべて、また白菜を重ねます。の繰り返し。豚肉の代わりに少し古くなったハムでもベーコンでも何でも良し。冷蔵庫の余り肉でOK。

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鍋から溢れるほど白菜を入れます。他の食品なら食べきれないんじゃないかという量ですが、白菜ですから。入れすぎってくらいで丁度いい。

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上から砂糖をスプーン一杯(適当)それと、酒を振り掛けます。日本酒でもワインでも調理酒でもなんでも構いません。なければ水でもOK。量は本当に振り掛ける程度で。目的は、白菜を焦がさないためですから。上手に作る人なら水分無しでもいけるかも。で、弱火にかけます。

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火の元から離れてはいけませんが、そこは妻に任せて私は風呂に。風呂から上がったらこんな感じに。

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ひっくり返して醤油を適当に加えて胡椒を振ります。再び蓋して弱火で待つとこんな感じに。量は鍋の三分の一くらいになりましたかね。量としては何人分にもなりませんね。家族の夕食一食分で消えてしまうんじゃないでしょうか。

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ヘルシーとか体が温まるとか、そういうことも言えそうですが、そんな余計な事を言う必要もなく単純に「旨い」です。

残りは適当に切って袋に入れて浅漬けの素を入れます。これで二分の一個は消滅。無理なく一日で消える量じゃないですかね。ハッキリ言って白菜のデカさはハッタリですね。縮みますから。

倍買うくらいでも、案外なんとかなるものです。安いし、オススメ。

2006年12月25日

ケータイ定期生活 / ポケット統合

宇宙の原理は単純な一つの式で表されるべきである。そして携行する小物類もまた、一つにまとまるべきである。

というわけで、モバイルsuicaにしてみました。Edyも入れて使ってみました。電子マネーは確かに便利やね。今までは[財布出す]-[金出す、額確認] -(店員が金額確認して受け渡し)-[釣りの額確認、しまう][財布しまう]というステップ数だったのが、[ケータイ出す]-[置く](店員が操作)- [ケータイしまう]というステップ数になるわけですから、そりゃ早いしストレスもない。少額であるほど便利というものです。駅まで走って改札のそばで素早く少年ジャンプ購入とか。

安全性に関してはいろいろ取りざたされてますが、実際現金持ち歩きとどれほどの違いがあるかというと微妙。全く安全だというつもりもないけどむやみに騒ぐほどのものでもない。もともとチャージ上限も決まってるし、あまり高額向けではないしね。

高木浩光@自宅の日記 - 非接触型電子マネーは消費者にとって安全なのか

盗難、ということよりも落すことのほうが恐い。遠隔ロックができることもあるからあまり心配もしてないけど。それにまず、携帯を落として失くしたことなどまだ無いし、そう心配もしてません。携帯を失くしたことはないんですが、一度もオーバーホールせずに使い切ったこともまた無いんですよね。いつかどこかで故障して一週間ほど修理に出すことはたぶんあるんじゃないか。そういう時にどれくらいラクなのか不便なのかというのも気になります。

しかしそれにしても定期。正直、これは便利なのかどうなのか。suicaになってから落とした時のリスクがほぼ消滅したこともあって、私は6ヶ月定期というものを使っています。購入額は10万円近い。そんなものをケータイに入れた日にゃ、もはや電話ではなく定期にしか見えないですよ。電話も出来る定期。

便利は便利なんですよね。休日に電車で移動するときも、忘れず定期が使えますし、あと定期更新時の鬱陶しさから解放されます。あれ、高額定期を使ってるとイヤなんですよね。suicaの改札でいつ切れるか表示されて、日ごとにカウントダウンされていく。「買わなくちゃ。銀行にいってお金おろさないと。面倒くさいなあ。」という追われるような思いが消滅しますからね。電車内で、ケータイで更新。これはいい。

(ケータイで改札を通過する瞬間をそのケータイ自身で撮影)
suicaisatsu.JPG

だけどもそんなに便利と言うほど便利か、ってのは微妙。定期券が一枚減っても、持ち歩くカード類はやっぱり残るわけで。

定期とEdyをケータイに入れたからって、ポケットの中は相変わらず。ポイントカードだってFelicaに対応してないものがほとんどで、コーヒーショップでは紙にスタンプ式のものもですし、家の鍵だってFelicaにできればしたいけどそうもいかないし。サラリーマンにしてみれば社員証というのがどうにも。たんなる入館カードならばともかく、時に名刺代わりだったり名札代わりだったり意味が重なって使ってるからFelicaでというわけにもいかないだろう。クレジットカードだって現金だってやはり必要だ。名刺だってケータイで赤外線で受け渡し、なんてことは技術的に可能であっても多くの社会ではなじまないものだろう。あれは情報交換じゃなくて文化であり儀式だからねぇ。

あと、ケータイは自然とポケットの右側に入れることになりますね。服に仕舞う構成が変わっちゃってまだ慣れてません。ていうかですね、改札機にケータイをかざすというのはかなりコッパズカシイですな。ちょっと後悔。

そもそもケータイ2台体制というのもなぁ…本当は高機能で維持費も安いPHSでいきたいんだけども、妻の実家で使えないとか出先で使えないとか出張で使えないとかそういうことがありすぎ。W-ZERO3(PHS)をメインで利用しつつAU携帯が補完する形で安く抑えながら使う、という感じでの使い分けもいつの日か統一できればいいなぁ。今気がついたけどどっちにしてもほとんど電話として使ってないけども。

ポケットの一元統合化。不可能が証明済みな気もうっすらとします。

2006年12月27日

伴侶の条件

結婚する前に確かめておくべき15の質問 | p o p * p o p

わはは。ほぼ当てはまらないな。まずまずこれは大丈夫だったと言えるのは

お互いの友人を尊敬してますか?

くらいじゃなかろうか。だいたい当てはまらなくても幸せに暮らせますよ。精神的信念も一致してないかな。妻は特にこれといった政治理念は持ってないのですが私は「軍国主義者」(憲法九条教: 戒律その四 真実に近づかせるな)だそうで(笑 


こういう相手と結婚するに違いない、こういう相手でないとやっていけない、と、自分で思ってたり友人たちも思ってたりしたことをことごとく裏切る相手;去年風にいうなら想定外、今年風に言うなら予想外の;と結婚して早6年。自分でも一番驚いたのは価値観の違いや趣味の違いです。

「結婚する相手はどんな人であれ、最低でも趣味や価値観の一致する相手に違いない。同じところで笑い、同じ行動原理を共有するような」

と思ってたんですが、全然そんなことなかった。

たとえばコレとか。

お金のたまる人

実際に貯まってるかどうかは別としてほぼ当てはまる妻とほぼ当てはまらない私。もちろん私はお金が貯まったことなんてない。 orz

あと、誰と誰ではどっちが美人か、という話題ではまず食い違います。紀子様と雅子様でどっちが美人か?とか。その手の話は連戦連敗で不一致続きながら今までで一度だけ意見が一致したのが、加藤あいと仲間由紀恵ではどっちが美人か?ということぐらいでした。どっちが美人か、分かり切ってますよね?

でもですね。考えてみると、意見や信条が一致する必要ってあるのか。身の回りの経験ですが、たとえばベッタリとしたカップルだとか「死ぬまで親友だよ!」とか言ってる仲のいい女友達連れとか、ナチュラルにペアルックなの?と思えるような趣味の同じ二人とか、実際あんまり長く続いてる感じがしないんですよねぇ。仲違いすると決定的に割れちゃう感じで。古い話だとたとえば左翼同士の抗争とか、部外者にしてみればどっちも同じようなものじゃん?というグループのほうが血で血を洗う抗争をしてたり、近い関係のほうが却って派閥間諍いが激しかったり。磁力が強いほど反発すると激しい、みたいな。というわけで意見や趣味や世界観がわりと違っていても、そこはそれで上手くいくものですよ。個性の違うふたりの方がお互いを生かしあい一人では出来ないことを可能にするツーマンセルアタックが光るということもあるわけです。

とはいえ、仲の良い趣味の合う夫婦というのも多いもので、そういう夫婦には羨ましさをちょっと感じたりもします。

2006年12月28日

占いは正しくてはいけない

徳保氏の備忘録

星座と性格

を拝読。星座と交通違反や事故の関連について。

調査したのは保険会社だそうなので、まずこの会社が星座で保険料率を変えてみたらいいと思う。

とはなかなかいいオチ。楽しめました。で、分かってて言ってるんだろうとは思うけども、続編エントリでは微妙な香りが。端から否定するのもどうかというエントリ。

備忘録:検証する価値のある与太話

星占いにしても血液型にしても占いですからね。少なくともそういう意味で流通していますし、占いとして利用され、多くはそう解釈されています。その時点で答えは出ています。

案外認識してない人も多いのですが、占いというものは、正しい根拠があってはいけないんです。根拠が本人に紐付けられつつもズバリであってはいけない。むしろ正しくてはまずい。

たとえばそこに占い師がいたとして。占い師は客の性格を断じ判断を下すわけですが、性格なんてね、会って少し話せば分かる人には結構分かる。年齢性別仕草に髪型服装の趣味、表情に、それまでの人生が刻まれた顔に声。訛りから地域環境生育文化もある程度は推定できるかもしれない。しゃべるペースに言葉遣いに声の大きさ、しゃがれ具合、さらに両親の性格の一部でも聞き出せばかなりの部分が浮き彫りになるでしょう。しかし、そんなことを根拠に人は性格をいろいろ言われたくはないものだし、誰だって認めたくはないでしょう。腹が立つかもしれない。

けれどそうやって見立てた性格や判断の根拠を「ホクロの位置」だとか「方位」だとか「手の皺」だとか「生まれた日の星座」だとか本人に紐付けられた情報で、かつ無関係な何かにすることで、受け入れやするなる。納得するための触媒なのです。占いとはそう機能する文化であり装置なんです。雑誌や新聞やその他実際に本人を目にすることがないものであっても同じことです。

だからむしろ占いに科学的な根拠や正しさがあってはまずい。不都合が生じます。なぜなら受け入れがたいものになってくるから。それに問題も出てきます。「兄弟の人数と家族構成占い」とか「親の職業占い」なんてのがあっちゃヤバイでしょやっぱり。

「早生まれの影響でこういう傾向が云々…」と言うよりむしろ「○○座のあなたはこういう性格」と断じたほうが、根拠があろうがなかろうが「そういうトコロ確かにあるよなぁ」と納得する人、というのは多いものです。

というわけで検証するだけ野暮。星占いと生まれ月による差というのは似て非なる話です。

2006年12月31日

まん延するニセ「ロングテール」

「アリは2割がよく働き、6割が普通、2割は遊んでいる。よく働くアリばかり集めても、遊んでいるアリばかり集めても、比率は同じになる」という話は違うんだそうだ。まぁ現実はそんなところでしょう。

Over 40:常に働かない「働かないアリの寓話」のウソ

そんなアリ寓話は割とよく聞く話なんだけども、(例えば:競争優位を獲得する最新IT経営戦略)どういったカラミで出てくるかというと、パレートの法則 (Wikipedia) がらみでよく出てくる話だ。あれだ、売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出しているとか仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出しているとか。

特に有名なのは

商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。

というもの。何故有名かというと、企業家はその全商品の「2割」を注目する(パレートの法則)のに対して8割に注目するロングテールという戦略(web2.0ってヤツですな)が注目を浴びてるわけです。

web書店のamazonの戦略がこれに当たる、と。いやぁたいしたもんだアマゾン、ってことで有難そうに、コンサルあたりがもったいぶって語ってたりします。

話題のナレッジベース「ロングテール理論」はリアルからネット、「パレートの法則」ポータルからブログへの進化を表す

でもよく考えてみるとおかしな話で、パレートの法則自体、法則というほどの何の根拠も無い。法則といっても科学のそれではなく単なる経験則。話としては面白いがコジツケの域を出るものではなく、ただの思い込みだ。2:8だったり1:9だったりアバウトだし、なんとなく当てはまるケースが多いよね、という占いの結果みたいなものでしかない。それを数学や物理の定理の如くに語る経済学者やコンサルもそれに踊らされる連中というのも哀れなものです。

amazonのロングテールという戦略はつまりはそういった「固定観念を打破した発想」という点で素晴らしく、法則の如く語られたものをただの思い込みに過ぎないと暴露した点が画期的なのです。

ああそれなのにそれなのに。ロングテール「の法則」だとかラベルを貼って結局再度固定観念化して一つの法則の枠にはめ込もうとする愚かさ。そういう話を持ち出すコンサル系の人に「常識という固定観念を打破したところにビジネスチャンスが…」なんて言う資格は無い。

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世界はそれほど単純にはできていません。

リスペクト:
YouTube - 視点・論点「まん延するニセ科学」
テープ起こしの労作:うしとみしよぞ - 視点・論点「まん延するニセ科学」

蛇足:
「固定観念」の使い方は厳密には誤用ですね。すんません。

逆リンク(関連記事):
ArtSaltのサイドストーリー ロングテールと科学

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