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社会調査のウソ

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社会調査のウソ - nikkeibp.jp - 数字にダマされるな!

実際の記事や事例を挙げてあって、解説内容がわかりやすいです。

実例として出ている事例で、自衛隊イラク派遣で誘導的質問をしている朝日新聞。
やっぱり朝日カヨ!と思ってしまった私はやっぱり資料の嘘に弱いのかもしれません。

コメント (7)

電話による調査も、平日昼間に行ったら主婦ばかりが答えるかも知れないし、固定電話にばかりかけていたらねぇ・・・。最近携帯しか持ってない人も珍しくないだろうし。

そうですね。そもそも、電話を持ってない人は人でないという扱いになるような。

つじ:

リンク先の記事にある、読売と朝日のやったアンケートのそれぞれ1番目の設問にあるトリックは対照的で興味深いですね。

朝日は回答者に事実を長々と並べ立て「こんなケシカラン事実がある。さあ、それでもオマエはこう答えるかね?」と威圧する、いわば恫喝型。

一方読売のほうは、質問文にさりげなく事実ではないものを混ぜて一杯食わせるペテン型。そもそも議論の争点は「人道支援というのは口実で、本当は米軍の軍事活動支援じゃないのか」というものだったはずですから「政府が、イラクの人道復興支援のために、自衛隊を派遣したことを」の部分が、トリックです。

どちらにも組しない中立な設問としては、例えば、『あなたは、政府が、イラクの人道復興支援という理由で、自衛隊を派遣したことを、評価しますか、評価しませんか。』くらいでしょう。

この『理由で』を『名目で』や『と称して』に置き換えると、今度は逆向きのバイアス「まさか、あなた政府のことを信じているんですか?」を回答者にほのめかすことになります。(『口実で』とか書いたら、露骨ですね)

設問そのものに事実として混ぜられていることが、回答者の意見や感情に反するものであった場合、つまり「大量破壊兵器は存在しなかった」や「政府のやったことは人道支援である」を受け入れたくない人は、回答として「わからない/無回答」を選ぶ傾向があります。なぜなら、本当に選びたい選択肢は「設問内容を信じたくない」「嘘の質問だから回答拒否」なのですから。

そして、無回答だった人の割合は、統計を解釈する側の都合によってイエスの側にカウントすることもノーの側にカウントするのも思いのまま。極端な数字として、例えば賛成と反対が各20%、残り60%が「無回答、分からない」だったとき、新聞社は「わずか20%が賛成/反対した」とも、「80%は賛成せず/反対せず」とも書くことができてしまう。いやはや・・・

どうせ読者が読みたい記事しか書かないんですから、いっそ、自社の読者に限定してアンケート調査したほうがいいんじゃないかと思いますけどね。

でも、この手の操作で一番厄介なのは、組織(政府でも民間企業でも)が自分自身の存在を正当化するためにやる調査でしょうね。なにしろ当人たちの生活がかかっていますから、策のやりかたも半端じゃありません。そこへいくと、朝日や読売の操作はまだかわいいものです。

企業がどうみても売れそうにない商品を世に出してしまうとき、実は背後では、重役以下、社内での生き残りをかけた情報操作が繰り広げられていて、そのせいで意思決定がゆがめられていた・・・ なんて話は、ままあります。一番怖いのは、自分自身(自分の会社、自分の会社の製品)について知りたいと思っているときに自分で金を払って調査するもの。

たとえ社長さんとしては「自社の悪いところをちゃんと知りたい」と思っていたとしても、悪いところにされてしまう部署の社員はたまったものじゃありませんので、可能な限り調査を操作して自分たちの身を守ります。

くだんの記事にも「同様に、自社商品の愛用者のアンケートなどでは、回答が好評価に偏る。結果を見る際は、回答者層に偏りがないか確認が必要だ。」という警告がありますが、あらかじめ愛好家しか選んでないのは、実は調査ミスじゃないのかも知れませんよ。うふふふ。

つじ:

おっと、最後の「うふふふ」に悪意はありません。みんな生き残りに必死なのですから、頑張って生き抜いて欲しいです。(ただし、私がとばっちりをくらうのは避けたい)

なるほどー。たしかに、読売側も、そういう操作がなされてますね。(比較対象だと思ってだまされていた)

> どうせ読者が読みたい記事しか書かないんですから

→ どうせ会社が読ませたい記事しか書かないんですから

のように思えることもあるのですが。
朝日新聞の文化面なんかでも、記事の取りにくい人(ホリエモンとか)へのインタビューなんかだと、モロに「こういう発言を期待してたけど、○○という発言は××ということなのだろう」なんて強引にまとめる局面もありますから、上から下まである種の傲慢な正義感をジャーナリズムと思ってるんじゃないかと感じます。

まず真実ありき。あとは補強する傍証を。

数字を見せかけるトリックなら、見破る手がかりもありますが、場合によっては数字そのものに手を出されるとどうしようもないしなぁ。

ちょっと不信になりますね。手段よりも構造的な問題がでかいような。

社内での隠蔽体質の話は…あー、ゴホンゴホン。ないと思います。

つじ:

これは、あくまでも私の持っている印象にすぎないんですが・・・

朝日:
「読者はバカだから、オレ様が教育してやらねばならん。」

読売:
「読者はバカだから、だましてもばれっこない。へへっ」

どちらにせよ、読者に対する敬意なんてほとんど持ってないはず。だかしかし、読者はそんなにバカじゃないですけどね。

もし朝日のありがたい教育的指導に従うとすれば、それは読者が自分で考えた末に朝日に賛成する場合に限りますし、読売の面白おかしいヨタ話にだまされるとしても、これまた読者自身が最初から信じたがっている内容であった場合に限られます。新聞記者の筆力に読者が支配されているわけではない。

そもそも、新聞を買うか買わないかの決定権は読者が握っていますから、お金を払った上に新聞社の言うことを聞き入れるとすれば、それはやっぱり、その読者にとって受け入れやすい内容でなければならない。金を取られた上に、聞きたくもない説教を聞いたりする人はまずいないでしょう。

傲慢なジャーナリズムというと、例えば、何か事故や火災があったときに、マスコミ関係者が被害者の代表者であるかのような口ぶりで責任者に罵声を浴びせかけたりするのは非常に不愉快ですが、記事の文章が教育者を気取っているなんてのは、芸風だと思うので私はあんまり気になりません。ただし、できれば署名入りで記者個人の意見として書いて欲しいな、とは思いますね。

うわ、端的な。それは感じますね。そしてウチは朝日を取ってます。

「あのさぁ、朝日止めようよ。」

「なんで?」

「最近捏造とかまたあったでしょ。それにどうもね、誘導的だし、その誘導する方こwg

「あなたに決定権は無いの。」

無いのかー!と驚くと、だって、読まないでしょ。とくる。確かにあんまり読まない。天声人語を読んでは出鱈目さに不愉快になるくらい。かといって妻が真っ先に読むのは天気欄だろよ。他はどっこいどっこいだと思うけども。
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どの業界でもオンナジだけど、メディア業界はメディアが世界の王だと思ってる。芸能界では芸能人の王は全ての人に顔を知られてると思ってて、プロスポーツの王も自分こそ最強な人間だと思ってて、でも実際は、どの業界もある一面でしかなく、世界の一部でしかないんですよね。

新聞+TVの複合体も、だんだんと地位が揺らいできて、違うシーンになっていくでしょうね。ホリエモンが買収に成功してたら、どんな変化が起こっていたかと思うと少し残念な気が、今でもするんですよね。ちょっとだけ。

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